【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ7)

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154戦ページ7

ミカエル
『主の許可も得ましたし、私はこれで失礼します』

ガブリエル
『少し待ってくださいな。マスター』

先に出ていこうとするミカエルを引き止めるガブリエル。アイディに声をかけるが、アイディ自身はなんのことか分からず疑問を浮かべていた

ガブリエル
『私達に、新しい名前を頂けませんか？』

アイディ
「え…でもそれって初代からもらった大切な名前なんじゃないの？」

ガブリエル
『確かにこの名はアリシアから頂いたもの。しかし私も生まれ変わった存在。それに今の宿主はマスターですし、折角なら名前も一身しようかと思いましたので…どうですか、ミカエル？』

ミカエル
『…まぁ一理ありますわね。この身の名前ではないですものね』

自身の名前の改名を提案したガブリエル。ミカエルも賛成した
アイディは少し困りながらも、考えてみた

アイディ
「あ…もしかして、ミカエルとガブリエルって三大天使の？」

ガブリエル
『はい♪流石はマスター、お見事です！』

アイディ
「じゃあ…初代の名前を無くすのは心苦しいから、別名でもいいかな？」

するとアイディは近くにあった本を手に取りペラペラとページをめくっていき、目的のページを見る

アイディ
「えーっと…別名は…」

しばらくアイディは本と睨めっこを続けていた結果、2人の新しい名前が決まった

アイディ
「じゃあ…改めて、よろしくね…ミッシェル、ジブリール」

ジブリール
『はい♪全てはマスターのために』

ミッシェル
『初めて名前を貰った時を思い出しますわね』

2人に喜んでもらい、一安心したアイディ。今度こそは出ていこうとするミッシェル

ミッシェル
『主、何かあったらジブリールに頼るのですよ？調べ物が済んだら必ず戻って参りますわ』

アイディの頭を撫でて、ミッシェルはその場から消えるように出ていった

ジブリール
『ではマスター、私達も行きましょうか？』

アイディ
「うん。クーナとマチを待たせちゃってるし…」

ジブリール
『まぁ！マスターお友達ですか！是非お会いさせてください♪』

ミッシェルとは違いよく話しかけてくるジブリール。若干うるさい気もするが、騒がしいのも久しぶりだと感じ、笑みを浮かべていた

ジブリール
《マスター…あなたは恐らく忘れていると思いますが…過去に守れなかったあなたを…今度こそは、あなたの平和も、夢も願いも…きっと叶えてみせます》