【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ48)

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一方その頃、ノストラード組にボディーガードとして雇われているクラピカは、ネオンの父親でありノストラード組のボスである【ライト=ノストラード】に呼ばれていた

他のボディーガード達はネオンの買い物に付き合っていた
クラピカの隣にはリリアもいた

ライト
「2人には幻影旅団抹殺の殺し屋チームに参加してもらいたい」

ライトの言葉にクラピカは驚いていた。しかし隣にいたリリアは急に通話を始めた
そして1度耳から携帯を離し、ライトに問いかけた

リリア
「今楽園のボス代理に聞いたんですけど、別料金だそうですけどいいですか？」

ライト
「あぁ構わない。今そちらのボスはいないのか？」

リリア
「残念だけど今ボスは仕事中なのでこちらからの連絡は無理。代理でよかったら代わります？」

リリアはライトに携帯を差し出したが、ライトはそれを受け取らなかった

ライト
「いや、できたら娘と仲良くしていることに礼が言いたかったのだがな」

リリア
「あーじゃー、あたしが代わりに伝えておきますよ」

ライト
「頼む…クラピカはどうだ？」

ずっと考えているクラピカは、ライトの目を見て返事をした

クラピカ
「…分かりました」

その了承はリリアからしたから渋々のようにも聞こえた

＊

その日の夜、クラピカとリリアは殺し屋チームが集まる部屋にいた
その中にはキルアの家族であるゼノとシルバもいた
クラピカは驚いていたが、リリアは面識もあまりないためそこまで気にしていなかった

「あと1人来るからしばし待て」

恐らくマフィアのものと思われる男はそう言った。話を聞けば最後の1人はゾルディック家なみに金を渡して依頼したらしい
だれが来るのかとざわついていると部屋の扉が開いた

「なっ！？」

「こんな小娘が…」

全員の前にいるのはピンク髪の少女。マフィアの男は前に立ちその少女に話しかけた

「これはこれは…本日はマフィアの依頼を受けて頂きありがとうございます」

少女に頭を下げる男に唖然とする周り。「小娘」と言われたことにイラついたのか紹介を始めた

アーニャ
「楽園から依頼されてきたアーニャ…小娘だからって舐めてたら、殺すよ？」

楽園のワードを聞いて更に驚く周囲。クラピカは思わず隣にいるリリアを見た

リリア
「お察しの通り、同僚だよー」

同僚にしては歳が離れていると思ってしまったクラピカだったが、リリアから向こうが先輩と聞いてさらに驚いた