【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ47)

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194戦ページ47

クーナとの話を終え、旅団のアジトに戻ってきたアイディとマチ
ホールにはノブナガ以外の全員が揃っていた
尾行していたと思われる子供の姿も見えなかった

シャル
「おかえり。聖王様も少しは落ち着いたかな？」

アイディ
「あ…待たせちゃった？」

フラン
「いや、今から始めるとこだ」

2人は作戦会議の輪の中に入り、シャルナークの話を聞く

シャルナーク
「これだけ動き回って全く姿を見せないってのは不自然だもんね。今日一番の収穫はガキ2人だからな」

マチ
「その子供は？返したの？」

フィン
「ノブナガが入団希望をしたからな、あいつが責任もって見張ってる」

フィンクスの答えに聞いたマチはあまり興味無さそうな反応をした

シャル
「しかたないから、逆にこっちから積極的に狩りに出ようと思う。ハンターサイトで入手したノストラード組構成員の顔写真リスト渡すから、頭に叩き込んでくれ」

シャルナークが所持していた紙が全員に行き渡る。狩るわけでもなくただ同行するだけのアイディは隣にいるマチに見せてもらった

シャル
「ウボォーを攫ったのはこいつらだ。だけどウボォーは「この中に鎖野郎はいない」って言った。鎖野郎の見た目が分からない以上、知ってる奴を見つけるしかない」

「引き続き2人組で行動し、リストの人物探しに全力を挙げてくれ。んじゃ、午後10時にここ集合ってことで以上！」

話が終わり全員が解散していく中、マチはシャルナークを引き止めた

マチ
「ノブナガは留守番だろ？アタシは？」

シャル
「誰か余った奴と組みなよ…あ、でも聖王様どうしよ。流石に前線に連れてくわけにはいかないよな」

アイディを誰に預けるか考えていると、静かな空間に足音が響く
他の団員が解散した中、こちらに引き返してくる奴はいないはず。考えられる

イツワ
「じゃーあー、アイディちゃんは私が預かるよ」

情報提供のみで手を組んでいるイツワ。しかし旅団からの評価は低く、実際信頼はされていない
そんな奴に大切な聖王であるアイディを預けられるわけがなく、もちろん反対される

マチ
「アンタに渡すくらいなら、アタシが守りながら前線に連れていった方がよっぽどマシ」

イツワを睨みつけるマチ。イツワも不気味な笑みを浮かべていた
このまま口論が始まるかと思ったが、その前に止める者がいた
そしてその一言に全員が唖然とする

アイディ
「大丈夫…私はイツワといるから、マチも怒らないで」