【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ34)

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181戦ページ34

マチ
「…で、アンタが助っ人？」

イーディス
「はい！イーディスです、よろしくお願いします！」

イーディスの敬語が気になるマチはイーディスに為ていいと言ったのだが、彼女はそれを拒んだ
気になったので理由を聞いてみた

イーディス
「クーナさんに、マチさんはアイディ様にとって大切な方とお聞きしましたので」

マチ
「あ…アタシってそういう認識なの？」

イーディス
「はい…違いますか？」

マチ
「…間違ってないけど」

改めて「大切な方」と言われ驚いていたマチだったがさりげなくそれを認めた
本人も本人でそう言われたことが何よりも嬉しかったのだった

イーディス
「では捜索にあたりましょう。今から蝶を創りますのでその蝶にまずは捜索させます」

「蝶がアイディ様を発見するとその場に蝶のオーラが残りますのでそれを頼りに向かってくだされば」

マチ
「アンタは行かないの？」

イーディス
「行きたいですが…私はこのために呼ばれたので任務外です。それに帰ってきたばかりで積もる話もあるので、後程ゆっくり話させてもらいます」

自分の任務について話すイーディス
すると自分の指に紫色のオーラを纏い蝶を描いていく

マチ
「確かそれってアイディも…」

イーディス
「はい、リスペクトです。アイディ様と同じ操作系のため習得しました」

アイディが似たようなことをしていることを思い出したマチ
大きな違いといえばオーラの色と描くものくらい
アイディの場合は雷で鳥を描いているのである

イーディス
「では今から飛ばすのでしばらく待ってください」

と言われしばらくその場で待機することに

イーディス
「正直、幻影旅団と話す日が来るとは思っていませんでした」

マチ
「あぁ…確か、悪人がきらいなんだっけ」

イーディス
「はい…悪人は根っから悪人と思っていましたが、アイディ様を心配するお姿を見て納得しました。偏見で決めつけてしまいすみません」

マチ
「いいよ、盗賊やってることに変わりないんだから」

頭を下げて謝罪をするイーディスを見て正義感に満ち溢れた子だと改めて思った

イーディス
「！…いましたっ、都内から少し離れた場所ですね」

イーディスの見る方角は確かに灯りが少なかった

マチ
「…後は任せな」

イーディス
「アイディ様をよろしくお願いします」

アイディの事を頼まれたマチはイーディスを置いてアイディの元へ向かう