【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ22)

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169戦ページ22

アイディが幻影旅団のアジトにいる半日前。ゴンとキルアはヨークシンにてレオリオとの再会をはたしていた

そんな中レオリオが口を開いた

レオリオ
「なぁ、ホテル行く前にちょと寄り道していいか？」

ゴン
「良いけど、どこに行くの？」

レオリオ
「行きゃ分かるさ」

＊

レオリオに連れられたどり着いた場所では人が沢山集まり、歓声が響いていた

レオリオ
「お！やってるやってる！」

1人盛り上がるレオリオの先にいたのは__________

『みんなぁ！今日は来てくれて、あっりがとぉ！』

『今日も全身全霊、魂込めて、あっついあの歌、歌うからねー！』

『明るく、激しく、鮮烈にっ！みんなも盛り上がって、いこーっ！』

ライブをする女の子だった
前の方ではペンライトを持ったファン達が、道行く人達も、彼女の声を聞いて足を止めていた

レオリオ
「クーナちゃーん！！」

そしてレオリオもその1人であった

キルア
「んだよ…ただのアイドルの路上ライブかよ」

レオリオ
「ただのってなんだ！？クーナちゃんは予告無しでライブするから、こうしてお目にかかれるのはラッキーなんだぜ！たまたま情報を貰ってよ、来てみたかったんだよ！」

ゴン
「あれ？…クーナって」

レオリオが1人熱く語る中、ゴンはあることに気付いた。隣にいたキルアも同様だった

「せーかい、ガキ共大当たり！」

ふとゴンとキルアの後ろから声がかかった。聞き覚えのある声を聞いて振り向く2人

ゴン
「イリス！」

イリス
「よ！久しぶり～」

キルア
「正解ってことは…やっぱり？」

イリスは頷き、苦笑いしながら話し続けた

イリス
「教えてあげてもいいけど、1人夢壊しちゃうんじゃないかな？」

＊

アイドルクーナのライブが終わり3人はイリスに連れられ、ステージ裏に案内された
レオリオはクーナに会えるんだと思うとワクワクしていた

イリス
「乙ー」

イリスの一声に背を向けていたクーナは振り向いた。そして次の瞬間クーナは目を見開いた

クーナ
「え…ちょ…なんで？」

イリス
「だって3人中2人が正体分かっちゃったみたいだったから連れてきた。別に隠してるわけじゃないでしょ？」

イリスの言葉を聞いてため息をつく。クーナは3人の前で透刃マイの力を発動した

そしてアイドルクーナは全員がしているクーナへと変身した

次の瞬間、レオリオの叫び声だけが響いた