【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ18)

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165戦ページ18

それから1ヶ月後、約束の日。リリアは1ヶ月振りにノストラードの屋敷へ足を踏み入れていた

ダルツォルネ
「OK、4人とも正式に採用だ。俺が護衛団リーダーのダルツォルネ、よろしく」

リリア以外の4人。クラピカ、センリツ、バショウ、ヴェーゼは無事に指定の物を探し出したのだった。するとリリアがいるのが不思議に思ったのかダルツォルネに問いかけるバショウ

バショウ
「ところで彼女は何故いる」

ダルツォルネ
「あぁ。彼女についても話さなくてはな…どうぞ」

リーダーと言えど楽園の肩書きがあるリリアには敬語になるダルツォルネ
リリアはちょっと前に出て自己紹介をする

リリア
「どうも！楽園から依頼されて来ましたー、リリア・ルクレールです！一応ハンターライセンスは持ってるよ！よろしくー」

楽園の名を聞いて目を見開く4人
今では楽園を知らない人物の方が少ない世の中。どんな依頼も熟し、捌けない悪を滅する組織
そしてボスの姿を見たものは一人もいないとされていて、様々な憶測が飛び交っている

ダルツォルネ
「本来ならマフィアと組むのはおかしいが、ボス通しの交友関係等で特別に依頼を承諾してくれた」

リリア
「あっ！これうちのボスからそちらのボスへの贈り物でーす」

リリアは大きな箱をダルツォルネの前にある机に置いた。ダルツォルネはリリアに中身を問いかけた

リリア
「えーっと…全身入墨皮の昇龍図極美品にゼリー症児の頭部とあとは薬漬けした目とか内蔵とからしいです！最初の2つは元々うちのボスがそちらのボスに頼まれてたものらしいです！あとはおまけだって！」

ダルツォルネ
「分かりました。これはボスに必ずお届けいたします」

と言ってダルツォルネは箱を受け取った

リリア
「まぁあたしだけ何も持ってこないのは悪いからね～」

＊

リリアも含めたボスの護衛団は飛行船で移動していた

リリアはボスであるネオンと少しだけ会った

ネオン
「あ！リリアちゃん！ありがとー、アイディちゃんによろしくね！」

リリア
「わかったー！」

ネオンとも友達のように話すリリアにダルツォルネは驚いていたが、特に気にせずそのまま話を続けた

リリア
「さて、護衛しながらクラピカ君の観察…ちょっと大変かもなぁ」

それからリリア達は飛行船から車に移り、目的地へと走り出した

その途中で旅団と共に歩くアイディとすれ違ったことをリリアは気づくことがなかった