【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ14)

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161戦ページ14

アイディ
「アリーゼ、色々ありがとうね」

次の日、アイディ達はロクハラタウンを後にするのだった。アリーゼは街の入口まで送ってくれたのだった

アリーゼ
「あたし…部屋貸しただけだし」

マチ
「それだけでも十分ありがたいよ」

再び赤くなった顔を隠すようにそっぽを向いた

アイディ
「あ…アリーゼ、1つお願いがあるんだけど」

と言ってアイディはアリーゼに耳打ちをする。アリーゼは頷きながら聞いている

アイディ
「_____どうかな？」

アリーゼ
「んー、9月には間に合わないけど…それでもいいなら」

アイディ
「じゃあ、お願い！」

アイディからの頼みに了承したアリーゼ。頼まれたアリーゼはどこかうれしそうだった

クーナ
「何を頼んだのですか？」

アイディ
「ないしょ」

アイディからの頼みを自分の脳内に記録し、改めてアイディ達を見る

アリーゼ
「まぁ…人と話すのも悪くなかったかな。今度はこっちが楽園に顔出しに行くから、ちゃんともてなしなさいよ！」

クーナ
「はいはい」

アリーゼ
「じゃ！またね～"ママ"！」

クーナ・マチ
「「…ママ！？」」

＊

マチ
「なんでママって呼ばれてたのさ」

アイディ
「えっと…初代聖王がモデルなら生まれ変わりの私のモデルでもあるから、人で言う所の血が繋がってるってことらしい…あと私が子供って言っちゃったから」

クーナ
「…話したんですか？」

さりげなくアリーゼに聖王のことを話したということを暴露したアイディ
クーナはそれを聞いて顔を顰める

マチ
「まぁいいじゃないか。アイディが決めたのなら従うしかないさ」

クーナ
「…納得するしかありませんかね」

マチ
「さて、これからどうする？こっちの合流の日まであと少しだけど」

クーナ暫し考える
協定を結んだ楽園と幻影旅団。9月の間にアイディが旅団と行動を共にしている間にクーナはやるべきことがある

クーナ
「…ここからは別行動にしましょう。こちらも人員の準備をしなくてはなりません…マチ、後は頼みますよ」

マチ
「分かってる」

クーナ
「改めて確認しましょう。幻影旅団が動いている間に私たち楽園も裏で動きます…"奴"に私たちが動いていることを悟られてはいけない。わざとアイディを旅団に預け、"奴"の注意を引きます。そして…私たちの最終目標は_________」

イツワの始末です__________