【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ11)

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158戦ページ11

ショッピングモールを後にした三人は、外で今後のことについて話していた

クーナ
「実は、解析部に私たち用の通信機を頼んでいたのですが、連絡がまだこないんです」

マチ
「それ必要？」

クーナ
「何かあった時にすぐに連絡が取れた方がいいじゃないですか」

するとクーナの通信機が鳴った
クーナはその場を離れて連絡に出た。相手は解析部の人だった

アミタ
『失礼します！解析部のアミタです！』

クーナ
「お久しぶりですアミタ」

その相手は解析部に所属するアミティエことアミタだった
アミタはイリスの誘いで妹と共に楽園へ所属することになった。両親は創世器の研究をしていたために知識の面でもいい戦力になっていた

アミタ
『通信機の件なんですが、こちらも今立て込んでまして…9月までに間に合わないんです。それで、ある所にたのんだのですが』

クーナ
「あるところ？」

アミタ
『アンドロイドの街、ロクハラタウンです』

"アンドロイド"とは、表向きには人間のサポートをする機械人形というので有名だが、裏では創世器を発見したり、調査したりなど、楽園には必要不可欠な種族だった
アミタは両親とアンドロイドを創る学者と知り合いのため連絡がとれたのだった

アミタ
『是非やらせてくれと快く快諾してくれました。実際向こうに頼んだ方が性能は良いはずですよ。時間がありましたら直接伺ってみたら如何ですか？』

クーナ
「そうですね…行ってみましょうか。場所のデータを送ってもらえませんか？」

アミタ
『分かりました！お気をつけて』

アミタとの通信を切ってクーナはアイディとマチが待つ場所まで戻る

クーナ
「緊急の任務ができました。通信機の受け取りのためにロクハラタウンに向かいます」

マチ
「急だね。暇だったからいいんじゃない？」

ロクハラタウンに向かうために荷物をまとめる三人

アイディ
「アンドロイドの街に行っても大丈夫なのかな？人間が行くことなんて滅多にないでしょ？」

クーナ
「アイディなら歓迎されるんじゃないですか？それに私たちはただの一般人でもありませんし」

マチ
「確かここからそう遠くなかったよね？」

マチの問いかけにクーナはアミタから送ってもらったデータを見ながら返答した

クーナ
「そうですね。今日中には到着できそうです…」

クーナのデータには依頼を受けてくれた人物名前も書かれていた

アリーゼと書かれていた