【HUNTER×HUNTER】雷神少女4 (ページ1)

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148戦ページ1

クーナ
「さて、さっそくリリアに一つ任務をしてもらいます」

リリア
「さっそく？なになに！討伐？囮？それとも交渉とか？」

クーナはテーブルに置いた端末を操作して、ある依頼のデータを見せる

クーナ
「ノストラードファミリーのボスの娘であるネオン・ノストラードの護衛です」

アイディ
「へぇ…ノストラードさんから来てたんだ」

クーナ
「えぇ、9月に行われるオークションに参加するようです。楽園の優秀な人材を貸してほしいそうです」

とりあえずリリアはその依頼を了承した。ちなみに楽園所属の人間ではないマチはしばらくの間耳を塞いでいた

クーナ
「まぁ本題はここからです…これは七戦姫全員に説明していることです」

「まず一つとして、アイディについての情報を話さないこと。聖王と関わりがある人物がいつどこにいるかわからない以上、警戒してください」

「二つ、絶対主導権はアイディ。アイディからの指示は絶対です。こんな可愛い顔して一応一つの組織のトップなので」

アイディ
「ねぇちょっとバカにした？」

アイディが口を挟むがマチが宥めている間に話を続ける

クーナ
「それと最後に、これはアイディ自身からの頼みで」

するとクーナは先程ノストラードの依頼内容が映っていた画面を変更し、ある人物達の画像と情報が映し出された

リリア
「あれ？ゴン君に弟君…」

クーナ
「この四人に現在のアイディについて、楽園について、旅団と手を組んでいることすべてを話してはならない」

リリア
「え？弟君達もダメなの？さっきまで一緒にいたのに」

先程までいたゴンとキルアがだめなことに驚きながらも残り二人、クラピカとレオリオも合わせて理由を聞く

クーナ
「彼らは…アイディにとって大切な人達なんです。アイディは自分の事情に巻き込むことを恐れています」

リリア
「よし！分かったよ！アイディちゃんがお願いしてるなら、あたしは守るよ！いつ出ればいい？」

クーナ
「その辺はお任せします。依頼人との集合日時は送りますので、それに間に合いさえすればご自由に」

後のことは自由にと言われたリリアはしばらく今後のことについて考え始める

リリア
「ね！楽園に顔を見せに行くのはアリかな？」

クーナ
「構いませんよ。屋敷の方が施設も整っていますしね。住所も送ります…念の為言いますが、他言しないでくださいね」

リリア
「らじゃ！」