【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ50)

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147戦ページ50

クーナ
「______なるほど、そういうことですか」

アイディ
「ごめんね、クーナ。私がしっかりしてたらちゃんとしたところで創世器を起動できたのに…」

あれから数時間後、アイディの予想通りに夜中に帰ってきたクーナとマチ
2人はアイディにここまでの経緯を聞き、ライオネルが起動したことを知った
まだ話すことが出来ない部分もあったためにゴンとキルアには帰ってもらった
リリアだけはアイディの部屋に残りソファに座っている

リリア
「あのぉ…あたし、やらかしちゃったんですか？」

クーナ
「あ、いえ。あなたを責めているのではありません。むしろ感謝していますよ…アイディを助けてくれて、ありがとう」

マチ
「で、どうするんだい？創世器持たして野放しにするの？」

本来創世器は七戦姫が主に持つため、一般のハンターが持っているのは低確率であった
今後のリリアをどうするのか考えていると

アイディ
「…七戦姫で、いいんじゃないかな？」

アイディの予想外な一言に全員が驚いた

アイディ
「クラミーの後、まだ決まってないよね？」

クーナ
「でも、今まで殉職した七戦姫の後をすぐに決めたりなんて…」

アイディ
「いいじゃん。次の代からはそれもアリで…だって今戦力になる七戦姫は3人にだけだよ？」

アイディの言い分にぐうの音も出ないクーナ。しばらく考えたクーナはどこかに連絡を入れる

すぐに通信を切ったクーナは話に戻る

クーナ
「分かりました…ファムの後は近いうちに探しましょう」

リリア
「え…と…てことはあたし、七戦姫？」

クーナ
「はい。101代目七戦姫として頑張ってくださいね」

こうして2人目の101代目七戦姫が決まった
急なことだった為に後から楽園の部下達の間で騒ぎがあったのはもう少し後の話

クーナ
「今後について話したいのですが、時間はありますか？もう遅いので明日でも構いませんが」

リリア
「平気だよ！正直ウズウズしてるよ！早く七戦姫として働きたい！」

クーナ
「分かりました。少し待っていてください。依頼等のデータを持ってきます」

と言ってクーナとマチは1度部屋を後にする
部屋に残されたアイディとリリア。アイディはリリアに一声かけた

アイディ
「ありがとう、助けてくれて」

リリア
「アイディちゃんを守れてよかったよ！」

アイディ
「これからもよろしくね…"リリア"」

リリア
「！！…初めてアイディちゃんに名前で呼ばれたー！やったー！」