【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ46)

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143戦ページ46

ゴンとキルア、そして2人よりも早くアイディに会いに来ていたにも関わらず左腕が治っていることに気付かなかったリリアを落ち着かせて説明をした

アイディはマチの名前を絶対に出すことはなくただ、七戦姫の関係者とだけ話した
詳しいことまでは言わなかったが、念能力のお陰だということだけは素直に話した

ゴン
「でも良かった、アイディ元気そうで」

リリア
「うんうん！心配したよ～！」

キルア
「お前気づいてなかっただろ…」

説明を聞いて納得したゴン達は改めてアイディに声をかけた

アイディ
「そういえば…ゴンはいつヒソカと戦うの？」

ゴン
「えっとね…7月10日だよ」

ゴンからヒソカと戦う日を聞いたアイディは少し残念そうな表情をした

アイディ
「そっか…ごめんね、私その前にここを出なくちゃいけないの」

ゴン
「えー！なんで？」

アイディ
「ヨークシンでみんなと会う前にやらなくちゃいけないことがあるの。少し遠くになるからここに戻ってくるのは難しいの」

ゴン
「そっか…」

キルア
「ちぇ～もっと姉貴といたかったなぁ」

アイディから天空闘技場を離れることを聞くとゴンとキルアは残念そうにしていた

アイディ
「1ヶ月だけだからさ、ヨークシンで会った時に色々聞かせてね」

ゴン
「…うん！」

キルア
「ん…」

アイディに頭を撫でられながらそう話していると、ゴンは嬉しそうにしていたがキルアは少し照れくさそうにしていたが嬉しさは隠せなかった

ゴン
「じゃあさ！俺たちが念を覚えるまでの話聞いてよ！」

アイディ
「いいよ」

それから4人はお菓子なども口にしながら雑談を始めた。気がつけば夜になっているくらいに

アイディ
「あ…もう夜だね、そろそろ2人とも部屋に戻ろうね？」

キルア
「えー！まだ話し足りないよ姉貴！」

アイディ
「また機会があったら聞くから…ね？」

と、アイディに説得されキルアは渋々帰る準備を始める

アイディ
(クーナとマチ、いつ帰ってくるんだろ？今帰ってきてないなら…夜中かな？)

2人がいつ帰ってくるのか、そんなことを考えていると変な気配を感じた

アイディ
(なにこれ…魔獣？こんな人がいるところに…)

アイディは念の為バルディッシュを持って玄関に向かう。ゴン達に声をかけられたが気にせず扉を開けた

アイディ
「____________！？」

そこには不気味な姿の魔獣らしきものが廊下を徘徊していた