【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ43)

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140戦ページ43

その日の夜、アイディが寝ていることを確認したクーナとマチは暗い部屋で会話をしていた

マチ
「4年前のやつさ…話さないか？」

クーナ
「…本気？」

マチ
「アイディには大事なことだと思う」

2人はアイディに4年前の件を話すか否かを相談していた
しかしクーナもただ反対する訳ではなかった

クーナ
「先程、ソマリと話してある事実が発覚しました」

彼女…4年前の襲撃に関わっています__________

マチ
「ちょっとまって！団長から聞いた話と合わない…」

クーナ
「それは私も同感です。しかし…彼女はアイディの目を見てそっくりだと言いました」

クーナはベットで眠るアイディを見て話を進める

クーナ
「アイディがクルタ族だということは知らない…しかし緋の眼を懐かしむ彼女」

マチ
「…別の誰か」

ここまでのクーナの話を聞いたマチはある憶測を話す

マチ
「まず、アタシらが緋の眼を狙ったのは団長曰く"頼まれた"らしい…詳しいことは団員の誰も知らない」

クーナ
「最初からアイディがクルタ族だと知っていれば、クロロがその依頼を断るはずです」

マチ
「あぁ、だから団長…知らなかったことずっと気にしてた。その依頼者に良いように使われたわけだ」

クーナ
「そしてその依頼人とソマリの間にも関係がある」

すると2人はここまでで分かっていることを紙に書いていく
クーナは、後日資料にして今後の七戦姫会議に使うとの事。するとクーナは話を続けながら紙に書いていく

クーナ
「今回アイディの"素行調査に似た依頼をしてきた人物"とは違う人らしいです。個人情報だからと言って名前までは教えてくれませんでしたがね」

マチ
「そこは別の時に考えよ。今はアタシらに依頼をしてきた奴が誰かだろ」

クーナ
「それについては候補がいます」

するとクーナは端末を開いてある人物の写真をマチに見せる

マチ
「…イツワ？」

クーナ
「えぇ、同じ七戦姫ですが…彼女は七戦姫を1人殺してます。数日前にその遺体を調べた結果、彼女の創世器と傷口が一致しました」

マチ
「でもなんでまた…」

クーナ
「彼女は昔から何を考えているのか分からないんです。しかし彼女はあの襲撃があった時に…1度も姿を見せませんでした」

クーナは拳を強く握りしめる。悔しさと怒りが見て取れる

マチ
「まぁ…とりあえずアイディには話そう。何かあればアタシとクーナがいる」

クーナ
「…そうですね」