【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ34)

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131戦ページ34

ソマリとの試合まであと2日__________

アイディはゴンとキルアに試合をすることを教えるためにゴンの部屋へと向かっていた
お見舞いのために1度行ったことがあるため、迷うことなくたどり着いた

扉をノックすると中から出てきたのはゴンではなくキルアだった
キルアは外にいたのがアイディだと分かると笑顔を見せた

キルア
「姉貴！久しぶりだな！」

アイディ
「久しぶりだね。特訓、頑張ってるみたいだね」

キルア
「なんで特訓のことしってるんだ？」

アイディ
「だって最近のゴンとキルアの試合、中継でもオーラがよく見えるようになってるから」

試合を見てくれたのが嬉しかったのか再び笑顔を見せるキルア
中に入れてもらい、キルアはゴンに声をかけた

キルア
「ゴン！姉貴が来たぜ」

ゴン
「アイディ！久しぶりー！」

アイディ
「ゴンも久しぶり。怪我も良くなってて安心したよ」

直接会うのはお見舞いに行ったとき以来であるアイディは、ゴンの怪我が完治したことに安心していた

キルア
「それで、姉貴はなんの用で来たんだよ」

アイディ
「実は試合が決まってね。今日はその報告に来たの」

ゴン
「試合！？いつ？いつ？」

アイディ
「30日だよ」

アイディは事前に用意した試合の観戦チケットを2人に渡す

アイディ
「時間が合えば見に来てね」

ゴン
「もちろん行くよ！ね、キルア？」

キルア
「おう！それに俺、姉貴が戦ってる姿ちゃんと見たことないしな」

アイディ
「2人が見に来るなら頑張らないとなぁ」

アイディからの誘いにゴンとキルアは嬉しそうにしていた。2人が見に来ると分かり緊張するアイディ

ゴン
「押忍！勉強させてもらいます！」

キルア
「押忍！」

アイディ
(なんだろう…？可愛いなぁ…)

ゴンとキルアの行動を不思議に思いながらも、それを微笑ましく見ていた

するとアイディはもうひとつの要件を思い出したのか、端末を操作する

アイディ
「2人とも、この魔獣見たことない？」

ゴン
「ん～…ないかなぁ」

キルア
「これがどうかしたのか？」

アイディは昨日クーナに見せてもらった魔獣の画像を2人にも見せる
しかし情報は無かった

アイディ
「七戦姫の任務だから詳しくは言えないんだけど…とりあえず、この魔獣を見たら私に連絡してね」

アイディはとりあえず2人に注意だけしておいた