【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ4)

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101戦ページ4

ゼノ
「そうか…なら、お前さんに任せても良さそうじゃな」

アイディ
「キルアの自由…許すんですね？」

アイディの問いかけにゼノは肯定した。アイディはそれをYESととり、それ以上何も聞かなかった

ゼノ
「白魔が死んだのは…本当だったんじゃな」

アイディ
「えぇ…もう4年になります」

白魔【はくま】とは、アイディと同じ七戦姫だったファムの2つ名で、白い悪魔を略して白魔になったのだった。ゾルディック家とそれなりの関係があったため、ファムが死んだことを知っていたのだった

ゼノ
「あんなバカみたいに強い嬢ちゃんが死ぬとは思えんかったわ」

アイディ
「私は、ファムの【創世器】を探しています…」

ゼノ
「そうか…」

それだけ言ってゼノはその場を後にする。アイディに背を向けながらも口を開く

ゼノ
「なにか情報を掴んだら連絡するわ」

と、情報提供をすると言ってくれたのだった。アイディは何も返さなかったが心から感謝をしていた

イーディス
「アイディさん！アイディさん！」

ゼノと入れ替わるようにイーディスがベランダにやってきた。少し前までだったらありえないくらいの笑顔を見せて

イーディス
「今カナリアさんから聞いたのですが、温泉があるみたいなんですが、行きませんか？明日に備えてゆっくり休んだらどうかって」

アイディ
「そうなんだ…じゃあ行こっか？」

イーディス
「はい！」

＊

イーディス
「はぁ…大きなお風呂、良かったですね？」

アイディ
「そうだね。ハンター試験中はこんなのんびりお風呂に入れなかったから」

温泉に満足したアイディとイーディスは着ていたドレスを返して元々着ていた服に戻っていた

＊ちなみにアイディの服はリリカルなのはdetonationのedでフェイトが着ていたものです

来る途中にクラピカがレオリオに一緒にお風呂に入ろうと誘われていたのを冷たく断っていたが、レオリオも引かなかったのを見つけたのでどうなったかと考えているとイーディスが口を開く

イーディス
「アイディさん…少し、いいですか？」

気づけば後ろの方にいたイーディスの真剣な眼差しが月明かりに照らされていた

敷地内の人気がないところに移動し、イーディスの話に耳を傾ける

イーディス
「ハンター試験の時の返事を…させてください」

アイディ
「うん」

するとイーディスは大きく息を吸う

私、七戦姫になります________！！！