【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ21)

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118戦ページ21

アイディ
(ちゃんと笑っていなきゃ…！)

アイディ
「久しぶりだね、キルア。元気だった？」

キルア
「あ…あぁ、元気だよ。ゴンは今ちょっと怪我してるけど、本人はピンピンしてる」

ゴン達の前では笑顔でいようと決めていたアイディは、キルアを前にして笑顔を見せて話す

しかしキルアはアイディの表情を見て顔をしかめる

キルア
「姉貴、なんで天空闘技場に？」

アイディ
「やることがちょっと落ち着いたから、気分転換にね……念、習得したんだね」

キルア
「！？…やっぱり姉貴や七戦姫の強さの秘密ってこれだったんだね」

アイディ
「んー、半分正解かな？」

少し意地悪そうに答えると、キルアは不満そうな顔をする。当てられなかったことが悔しかったのか頭を抱えて再び正解を考える

リリア
「アイディ選手ー！！お疲れ様でーす！」

そんな時に現れたのは大声でアイディの名前を呼ぶリリア。初めてリリアを見たキルアは不思議そうにリリアを見る

キルア
「…姉貴、こいつ誰？」

リリア
「お？アイディ選手の弟さんですか？初めまして！あたしリリア、アイディ選手の弟子です！！」

キルア
「弟子っ！？」

アイディ
「違う違う」

リリアはキルアに自己紹介をすると、予想外なことに自分のことをアイディの【弟子】だと名乗る

知らぬ間にアイディに弟子が出来ていたことに驚きを隠せないキルアはアイディを見るが、キルアが問いかけるより先にアイディはそれを否定した

アイディの否定を聞いて安心したように息を吐くキルア

キルア
「だよなぁ…姉貴が弟子作るなんてありえないよ」

リリア
「むぅ…弟子って名乗るのかっこいいと思ったのに～、それより！このあとご予定ありますか？」

アイディ
「この後？ゴンに…友達に会いに行こうかなって、怪我してるみたいだし」

リリア
「アイディ選手のお友達ですか！あたしも会ってみたいです！！」

リリアはそうお願いする。アイディはキルアの方を見て確認すると、キルアは渋々頷いてくれた

＊

キルア
「ゴーン、入るぞー」

ゴン
「あっ！キルア、おかえり…！アイディ！と、誰？」

アイディ
「久しぶり、ゴン。相変わらず無茶するね」

リリア
「ども！リリアです！アイディ選手の弟子です！！」

キルア
「自称な」

今度はキルアが弟子発言を否定した