【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ16)

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113戦ページ16

イリス
「ねぇ…クーナ」

クーナ
「言いたいことはよく分かります…あなたと一緒なんて勘弁ですけど」

イリス
「久しぶりだなぁ！その毒舌！」

イリスとクーナが屋敷のアイディの部屋にてコントのような会話を繰り広げていた
その見る先にいるのは____

アーニャ
「アイ姉…アイ姉…」

アイディ
「ふふっ…何？アーニャ」

イリス
「なんでこのガキがいるの！？」

イリスは大声を上げてアーニャを指さす。アーニャはびっくりしてアイディの後ろに隠れる

アイディ
「アーニャが一緒にいたいって言うから…」

クーナ
「まぁ…いいんじゃないですか？いい戦力になりますよ？」

イリス
「まぁね…14才のガキとは思えないくらい念の使い方がなってた」

あの後アーニャ自身が一緒にいたいとアイディにお願いをしていたのだった
アイディはそれをすんなり受け入れてしまった

確かにアーニャにはそれなりの実力があるために戦力に加わるのには賛成をするクーナとイリス

アイディ
「そうだ、アーニャにプレゼントがあるの」

アーニャ
「…何？」

アイディは用意していた小さな箱と大きな箱を一緒に手渡す
アーニャが最初に開けたのは小さい箱

アーニャ
「…携帯」

アイディ
「うん。アーニャにはこれから必要だと思ってね…」

アーニャ
「カメラ…付いてる。アイ姉…撮っていい？」

アイディ
「私を撮るの？いいけど…」

アーニャは説明書を読みながら小型携帯を操作する。どうやら機械には強いらしくすぐに覚えた

そしてアーニャはアイディに向けて携帯を構えてシャッターを押す

アーニャ
「大事に保存…これから、いっぱい」

携帯を見て嬉しそうに見つめているアーニャを見て安心したように笑みを浮かべるアイディ

するとアイディの懐に入っていた携帯が鳴る。ウィリアムからだった

アイディ
「アーニャのことお願い。大きい箱には創世器があるから説明も」

そう言ってアイディはクーナを連れて部屋を後にした。クーナまで行ってしまったことに驚きを隠せないイリス

イリス
「はぁ！？私だけかよ！マジかよ！」

＊

廊下に出たアイディとクーナ
アイディは携帯を耳に当てる。クーナも隣で耳をすます

アイディ
「……え」

クーナ
「嘘…」

その内容は信じられない通達だった__________

___________クラミー様が……死んでます…！！