【HUNTER×HUNTER】雷神少女3 (ページ11)

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108戦ページ11

空港を出てからやく3時間________

アイディを乗せた車と他4台は門の前にて止まる
【アジト】に着いたのだった

ウィリアム
「では我々は車庫に向かいますので、お嬢は屋敷内へ…クーナ様とイリス隊長がおりますので」

と言われたのでアイディはその場で車から降り、門の前に立つ

アイディ
「…直接確認するのは初めてだな…結構広そう」

アイディは門の外側から見てかなり広い敷地に、大きな屋敷
1歩進んで見ると門は自動で開いた

クーナ
「ハイテクでしょう？」

アイディ
「クーナ！」

敷地に入って最初に目にしたのはクーナだった

クーナ
「洋風な建物と敷地ですが、システム等は最新の物にしていますので警備は万全…のはずですが、まだ起動したばかりなので不備はあるでしょうね」

クーナは自慢げに話すかと思えばどこか申し訳なさそうに話す

どうやら中には"全員"集まっているらしくクーナに連れられ屋敷内へと入る
中に入って目の前にあるのは長い廊下

左右に部屋がある寮みたいな構造になっている

クーナ
「右手と左手の奥に螺旋階段があります。ここから上が隊員達の自室があり、ここ1階は主に事務作業等の部屋になっています」

「更に奥へ行けば食堂、その食堂から左手には全隊員が集まれる集会場があります」

「他にも別館として敷地の奥に、保護施設…更に訓練等をするためのスペースや剣道場も完備しています」

するとクーナはアイディを見る

クーナ
「全部隊、全班既に集会場にて集まっています。あなたが1番上何ですよ？行きましょ」

アイディ
「そうだね…でもまだ実感わかないなぁ」

クーナ
(そんなこと言ってますけど…あなたはいざと言う時は誰よりも強い目をしているんですよ…)

クーナと共に集会場へと向かう
最初に扉を開けたのはクーナで、アイディはしばらくしてから入るよう言われる

クーナ
「アイディが到着しました。全員配置に」

アイディ
(私はこれから…みんなとは違う道になるかもしれない…それでも、やらなきゃいけない事が私にはある)

そう自分に言い聞かせ、アイディははじめの一歩を踏みしめた
扉を開け目にしたのは、1列に並び前を向く隊員達

クーナが言うには部隊分けはしてあるらしい

アイディは前に立ちすっと息を吸う

アイディ
「ここにいるほとんどの人達が過去に何らかの"罪を犯した"者達。しかし皆は…やり直す道を進んだ者達でもある」