第6位は氷使い (ページ2)

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電撃使いページ2

「うーん…もう朝かー」

学園都市の中にあるお嬢様学校常盤台
その学園の外に設備されている寮の一室にて生活している少女鳴護アリサ

彼女は学園都市に7人しかいないレベル5の第6位

「えっと…今日は、身体検査の日か…」

アリサは少し眠気を感じながらも身支度を済ます
鏡で前髪を少し手直ししてから部屋を後にした

通学中

「おはよーアリサ」

1人で学園まで登校していると後ろから声をかけられた
振り向くと、

「おはよう、美琴、黒子ちゃん」

自分の隣にて生活している美琴と黒子と合流した

「……とまあそんなことがありまして、朝から散々でしたの」

「ふふっ大変だったね…」

アリサは黒子から今朝美琴が起こした出来事を話した
それを聞いたアリサは呆れながらも笑ってその話を聞いていた

「美琴もそういう所を直さないとダメだよ！」

アリサは後ろで話を聞いていた美琴にビシッと注意した

「分かってるわよ…これからは気を付けるって」

「ホントかな～？全く…」

プール

「………総合評価、レベル5」

プールの水を使った測定をしていた美琴は、全て終わり一息つくとプールを後にした

「……？アリサじゃない。どうしたの」

「早く終わったから…はい、タオル」

プールの外にいたのは、タオルを持ったアリサだった。

「わざわざ待ってたの？ありがt冷たっ！」

「あっごめん！ずっと持ってたから…」

「大丈夫よ、これはこれで…お互い大変よね」

似たような事情を抱えた同士で納得し合っていた

「あっそうだ…黒子ちゃんが向こうで待ってるから、みんなでシャワー浴びに行こ！」

帰様の浴院

「えっ？校庭まで音届いてたの？」

「すごい音でしたもの。みんな驚いていましたわ」

隣で浴び終えた黒子がバスタオルで髪を拭きながら言った。

「全く…あんな方法じゃないとまともに測定も出来ないなんて…私の能力より、黒子の能力の方がよっぽど便利だわ」

「私もそう思いな～私の能力、体調が悪くなったりとかあるから…色々2人にも負担かけてるし…」

アリサは先にシャワーから上がっていて、設置されているベンチに座っていた

「はいはい。そういうの無しね」

「そうですわ。そこに関しては私と常盤台のエースにお任せくださいませ」

「うん…ありがとう」

納得したアリサを見て一息つくと、

「まぁ…最も、張ると言うには慎ましやかな胸ですけど…」

「いい加減に…しろ！」

それを見ていたアリサは、微笑ましく眺めていた。