私の気持ち (ページ7)

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しかしそれは課題から逃れたいがためにやっているからだと

二「お前もああはなるなよ」

それは太刀川さんのようにはなるなと言うことだろうと
強さは真似ても課題をやらないっていうことだけはしないことを私の中で決めた
そう言えば私二宮さんとまともに話したこと無かったな
二宮さんも同じように思ってるようだったし

二「なぁ、これが終わったら「模擬戦ですか？」!!!」

私のSE、部分強化は簡単に言うとその部分を強化する事が出来ること
例えば風間隊の菊地原さん
彼のSEは聴力強化で他の人より耳が良い、彼が1mまでの聴力範囲ならそれの2倍で聞き取ることが出来る
更に鈴鳴第一の村上君のSE睡眠強化は眠る事で学習されていく、私の場合はそれを更に予習する事が出来る
といったSEを持っている人の応用ができるようなSEである
勿論それを遮断することも出来る

二「話が早くて助かるあと少しで終わるから待っていてくれ」

彼はそう言ってすぐにパソコンを打ち始めた

二宮さんの課題が終わり早速ブースに入った

二【今回はアステロイドで高いポイントがあったらそれが俺だ】

言われた通りに押して私達は10点先取の対決した
相手はNo.1射手、私がもっとも憧れであり好きな人
私はアステロイドで自分がどこまでやれるのか
二宮さんにどこまで認めて貰えるのか、そんなフワッとした気持ちと闘える喜びに浸っていた

〔戦闘体活動限界二宮ダウン、勝者黒咲〕

10対0、この数字を見た時私は初めて二宮さんに追いついたんだと目標達成出来たと舞い上がっていた
やっと達成出来たんだって
私は彼より先にブースを出た、すると

ボ13「うーわっマジかよ」

ふと、その声がした
声の先にはＣ級隊員の男の子
明らかに私の事を怪訝した顔で見ていた
彼だけではなく周りのみんなも私を見て

ボ14「射手No.1の二宮さんに勝ってるんだけど」
ボ15「えーせっかく目標二宮さんにしてたのに台無しじゃん」
ボ16「余計なことしやがって」

口々と私に対する暴言が聞こえてきた

ボ17「マジで迷惑だよな」
ボ18「俺らの楽しみ奪ってんじゃねぇよ」

私はこの場から急いで去った
後ろから二宮さんに声をかけられているの知らず

翌日
私は再びラウンジにいた
今日は二宮さんが居なかったから少しだけゆったりしていた
あの時お礼も言えずに去ってしまったから気まづいというのもあった

次数足りないので続きます