私の気持ち (ページ23)

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打診 side黒咲ページ23

二宮さんからもう一度模擬戦をして欲しいとのこと
正直、やりたくなかったけど

二『そして証明して見せろ
お前は誰よりも強い事を』

あの言葉、私がずっと掲げてきた貴方に追いつきたくて

「分かりました」

私はこの模擬戦に承諾した
けど、それを機にボーダーを辞めよう

二「そうか、なら賭けをしないか」

二宮さんから賭け事を言うなんて珍しい

二「お前が勝ったらボーダーを辞めるでも好きにしろ
だがな俺が勝ったら俺の元に来い」

そんな賭け事で良いのだろうか
仮に私が勝ってしまったらボーダーを辞めることになるのに
やっぱりあれはつなぎ止めたいだけなのだろうか

そして模擬戦当日

ボ36「お、悪役ちゃんが居るぞ？」
ボ37「うっわ、あれか二宮さんの1位を奪いに来たんだろう」
ボ38「本物の悪役じゃんwww」
ボ39「悪役っていうかもはや悪党じゃんwww」

久々にくるラウンジ
やはり視線が私に浴びているのがわかる
やっぱり断ろうかな模擬戦をするの

影「黒咲さん！」

目の前に影浦君
久々に会えると聞いてこちらに来たという
その後鈴鳴支部の村上君に荒船君、穂刈君と高校生組が集まって来た
中には出水君や米屋君に緑川君、東さんまで

二「随分とギャラリーが多いな」

私の頭に手を乗っけてきた二宮さん
想い人でもあるからこそ意識してしまう
影浦君は未だに彼に敵対視してる
二宮さんにブースに入るよう指示された

ブースに入って二宮さんからポイントを聞いてる際見つけると前よりも多くなっているなって
それもそうだよね、ここに来ていなかったんだから変わるのなんて当たり前だよね

二【今回は100本だ
合計して多い方の勝ちだ】

太刀川さんとのやった100本勝負
お互い、どう戦力で行うのか
そして私自身の辞める決意とともに