私の気持ち (ページ17)

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黒咲は俯いたままラウンジから逃げるように去っていった

あれから黒咲を見かけなくなった
何度もラウンジに足を運んでも居るのは太刀川、風間さん、諏訪さん、出水や米屋辺りだった

出「黒咲さん？今日見てないっすね」
米「ていうか最近来ねぇもんな」
緑「殆どランク戦か防衛任務くらいしか顔だしてないっすよ？」

ということは作戦室に居るんじゃないのか？
そうと思い俺は北条隊の作戦室に足を運んでみた

松「何しに来たんですか？」

松田の若干イラついた声で黒咲が居るかを聞くが居ないの一点張りだった
作戦室に居ないなら仕方ないし今回は来てないんだろうと、俺は松田に一言言って去ろうとした

荊「凛彩、Aならブースに居るじゃん
嘘言っちゃったら大王さんにめってされるよ！」
北「馬鹿！」

その言葉を聞いて俺はそのまま作戦室に乗り込んだ
3人から抑えられるも簡単に引き剥がした
こんなに弱いものなのか？

北条隊専用のブースに辿り着き俺は自分のトリオンで開けた

貴「メテオラ＋バイパー、トマホークトリプル！」

数々の夜叉丸シリーズを撃ち落としてタイムを測っていた
最高記録を施していて実際にラウンジでやれば1位だろうと
その後もサラマンダーやギムレット等集中攻撃
闘っていた時のあの楽しそうな表情
自然と惹かれた
俺はもう一度あの顔を見たいと思った
もう一度あの顔を模擬戦で見たかったんだと

貴「ふぅー、ってに、二宮さん！？」

俺に気付いたのかあの顔から一気に血の気が引くような顔をしだした
俺は彼女にもう一度模擬戦を申し込んだ
しかし返ってくるのは謝罪
彼女はもうラウンジに出ないと
これ以上他の人に迷惑をかけたくないという

北「二宮さん、出てって下さい」

その後、俺は北条隊に追い出された
次の日も俺は北条隊に訪れたが、追い返された
何度も足を運ぶも追い返され続けた

東「お前、粘り強く通えるな」(苦笑)

何度も追い返され過ぎたため東さんに相談してみる事にした
すると東さんは急に北条隊ができた話をしだした

長引くので続きに書きます