私の気持ち (ページ2)

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気になるそいつ side二宮ページ2

俺は司令官からA級からB級に降格を告げられた時鳩原に対して怒りと共に己が情けなくも思った
あの時俺は鳩原に対して何をかけるべきだったのか
なんと言えば彼奴はあんな事はしなかっただろうか
鳩原に対して考え込んでいた時だった

ボ1「お、あれみろよ」
ボ2「あれだろ最近出来たA級10位の北條隊だろう？」
ボ3「加古隊や那須隊みたいに全員女子しかも4人とも万能手だろう！」

最近新しく結成された北條隊
4人中1人は元々A級隊員で残りの3人はB級で上がってきた奴等だ
そしてA級隊員に達成した所でチームを組んだと言う

ボ4「わぁ、北條さんのスラッとした立ち姿美しい！」
ボ5「俺は荊沢さんの元気な立ち振る舞いに癒されそう」
ボ6「やっぱり松田さんのような凛とした姿にグッとくるだろう！」

各々自分達だけで盛り上がるＣ級
しかし、1人だけ除く

ボ7「あ、見ろよ」
ボ8「出た、悪役の黒咲だろ？」
ボ9「連覇や連勝を阻止した悪役、黒咲A」

黒咲A
俺はかつて彼女との射手対決で負けた
俺はNo.1射手として常に1位に立ち、更に個人戦は2位とキープを施していた
しかし、黒咲と射手対決で俺は負けた
出水から教わった合成弾でも其奴には及ばず
俺は3位と降格した
更に太刀川と孤月で勝負して100対0であの太刀川が負けた
総合1位だった太刀川から黒咲に変わった瞬間全員が其奴に対して罵倒しだした

ボ10『うわまじかよ』
ボ11『太刀川さんの1位を取るなんて』
ボ12『太刀川さんが勝つ所観たかったのに』
貴『・・・』

それからは其奴がラウンジに顔を出さなくなった
俺は其奴が気になり鳩原よりも其奴の事でいっぱいだった