一緒に居られなくてごめんねお兄ちゃん (ページ5)

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側近の気持ちページ5

※裏梅の気持ちです

私は宿儺様に仕える、裏梅です
今回、宿儺様から妹のA様を見つけることです
数年前に何者かによってA様が連れ攫われてしまい今も探しているという
宿儺様もA様が居ないのが分かると苛立ちがぬぐえないでいる

宿「裏梅よ、彼奴は見つかったか」

「いえ、まだ見つかってはおりません」

頭を下げるものの宿儺様は何も言わず捜索に戻る
本来、己の快、不快で生きてきた宿儺様にとってA様は初めての妹であるので相当悩まされているだろう
私も捜索するがA様は一向に見つからない

初めて会ったのは宿儺様から紹介された時だった

貴『えっと、梅ちゃん？』

小さい身体で私の顔をよく見ようとする姿に何度か可愛らしさが見えた
それからというもの一緒にいることがあったり宿儺様の話をしたりと楽しさはあった
しかし、数年経ったあの夜からA様の姿が見られなくなり探したが見つからなかった

そして今も探しているわけだ

宿「裏梅よ
彼奴が見つからんと気が気でない
呪術師を殺した所で面白味もない」

確かに、以前の宿儺様は呪術師を殺し、女子供を食らう、そしてA様と戯れていた
だが今となっては

何としてでもA様を探し出さねば