姉は弟を愛するのは当たり前

過去に打ち勝て※オリジナル ページ36

Aside

五「戻っておいでA、大好きな弟が待ってるよ」

その言葉に私は

(そうだよ、私が今悠仁と宿儺の姉だ
此奴は私であって過去の私だ
今は私だから消えてもらおう)

「お願い、もう代わって」

前貴『貴方じゃ無理よ
誰一人救えないわ、弟も』

今は、救えないかもしれない

でも無理じゃない

それに


「前世の私は宿儺を救えなかった
それどころか私の勘違いもあって、宿儺と離れてしまった
そして今世、悠仁が宿儺の指を食したことで受肉
特級案件で上層部の嫌がらせ行為にて弟を守れなかったこと
全ては過去の自分が出来なかったこと
けど未来は変われる、変えてみせるの！」


そう伝えると、前世の私はそのまま笑って


前貴『その言葉、忘れないでね』

と言った









気が付くと医務室

また、私は倒れたのか？

虎「姉ーちゃん！」

怒鳴るように大声で叫ぶ弟悠仁

私が変わりすぎて自分が悪い事したのかとかストレス貯めてないかとか色々言われた

あんだけ怒ってはいるが相当焦っていたようだ

拳が強く握られてるのと震えている

相当耐えていたんだなって

虎「大丈夫？俺なんかしてたならa「お馬鹿ね」え？」

こんな馬鹿だけど善人な弟

「貴方は私の大事な弟よ」

その言葉に悠仁は脱力したのかその場に座った

と同時に宿儺からも

宿「あ、姉上俺は？」

宿儺の弱々しい声に思わず笑ってしまった

「同じよ、宿儺も悠仁も私にとって大事な弟なんだから」

前世の弟、今世の弟

どちらも私の大事な弟には変わりはない

私はやってやるんだから

弟を守り抜くために受け取ったこの呪力

「私は負けない」

ミニ話 前世と今世の姉→←圧倒的な力※オリジナル

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