姉は弟を愛するのは当たり前 (ページ14)

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再開したくない人ページ14

Aside

なんで海聖がここにいる訳！？

彼は1000年前居たはずよね？

北「あー、やっぱり今世でも君は変わらず美しいね
僕と結婚して欲しいな」

「生憎、私は結婚するなんてはなっから考えてないわ
それに、前世の頃同様、弟も愛せる人と結婚したいんでね
あんたは前世の頃、宿儺を馬鹿にしたのよ」

昔、彼だけは分かってくれると思って宿儺の話をしたけど

北『宿儺って腕4本に顔が2つだろ？
あれバケモンやん！あんなのは人間じゃないから
汚れるし、そもそも君の弟じゃないよ！
なんなら、俺が消してあげるから連れてきてよ！』

その言葉で私は彼に呆れた

あー、此奴も宿儺を否定するんだなって

宿儺も同じ人間、同じように生きてるのよ

今は特級呪霊と言われているけど本当はちゃんとした人間よ

なんで、皆して弟を悪く言うの？

北「そういや、今日は2級呪霊の討伐で来てたんだよね？
ここに2級呪霊なんて居ないよ？
あれは君達2人をここに来させるための仕掛けだったんだー」

『もう一個のは知らないけど』って言う

もう一個のは野薔薇ちゃん達の事だ

あー何でよりによって此奴と再会せねばならん！

「悠仁、悪いけど今回は宿儺と代わって」(小声)

虎「え、でも姉ちゃん」

「お願い、今回だけは宿儺じゃないとだm」

と言い切る前に悠仁が吹っ飛ばされていた

見なくてもわかった、海聖がやったことくらい

北「あれれ？、呪いの王の器なのにこの程度ですら打ち返せないんだー
というか、本当に両面宿儺の器？
雑魚すぎでしょ？
こんなのが君の弟とはとうてい思えないわwww」

やめて、それ以上弟を悪く言わないで

北「君は呪われているその化物に」

違う、私は呪われていない

北「君は特級呪術師だ、そんな化物今すぐ祓っちゃおうよ？」

あぁそうだね祓わなきゃね

私は悠仁が居る方向に歩き出した

「悠仁、何処にいるの？居たら返事して」

虎「此処だよ姉ちゃん！」

凹んだ壁からひょいっと出てきて私の元に歩んできた

「悠仁、宿儺と代わってくれないかしら？」

虎「でも姉ちゃん宿儺出したら」

「いいから代われ」