姉妹校交流会スタート ページ2
Aside
それぞれ、交流会に向けて準備中
希「おい、A」
真希さんから呼ばれた
普段、真希さんから話しかけられた事ないから何だろうと
真希さんの元に行くと双子について尋ねられた
真希さんも京都校にいる真依さんのお姉さんで私達と同じ双子
確か、禪院家って御三家の1つと言われるのよね
その中でも真希さんは呪力無しの呪霊も眼鏡がないと見えないという
それでも真希さんは大物呪術師になって家の人を見返してやろうって
だから本当なら2級に行ってもいいくらいな所を当主等が邪魔をしているそう
希「お前、双子として生まれて嫌なこと無かったか?」
嫌なこと、無かったと言えば嘘になる
実際私もそうなのだ
悠仁からよく聞いていたけど私と悠仁はよく比べられていた
悠仁は運動能力はあるが頭の出来が悪い
私は運動能力はそこそこあるのと頭の出来が良いと
私は頭はまぁいいんじゃないかとは思うけどそれを悠仁と比べるのはどうかと思う
前世の頃は私も宿儺も頭の出来は同じだった
ただ、宿儺の姿が異常だからなんて言って愛さなかった家族よりかはマシだった
嫌なことは前世の方が沢山あったけど嬉しい事もある
希「前にも悠仁に同じことを言ったさ」
『そしたら彼奴馬鹿なこと言っててさ』と真希さんが珍しく笑って
希「"姉ちゃんと一緒に居られてるから嫌な事なんかない"って」
『つくづくおめでたいな彼奴は』なんて言うものだから少し恥ずかしさがたまった
悠仁にはそういうふうに見えていたんだって
宿儺はそういうのあまり言わないから気が付かなかったけどなんか言われると嬉しいのと反面ちょっと恥ずい
虎「あ!姉ちゃん居た!」
急に大声で走ってくる悠仁は私に飛びつき
虎「姉ちゃん頑張ろうな!」
なんて笑顔で言う悠仁の頭をこれでもかってくらい撫でた
虎「ちょちょ姉ちゃん痛い!」
我慢してよ悠仁、こんな可愛いことされたらそうなるから!
いよいよ、試合開始の合図
私達はそれぞれ2級呪霊を討伐しなければならない
相手を殺さぬ程度、気絶程度でなら何をしてもいい
京都校が悠仁を殺害しようとは知らず
444人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうな - すごい面白かったです (2022年12月28日 19時) (レス) @page38 id: ba0e481756 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミクリン | 作成日時:2021年4月6日 14時