姉は弟を愛するもの

続き ページ29

2人がいがみ合いになり野薔薇ちゃんが止めに入ろうとした時だった

釘「え？」(ﾄﾞﾎﾟﾝ)

野薔薇ちゃんは呪霊によって引き込まれてしまった

本来なら伏黒君の玉犬が気付くはずが

横を見ると玉犬は何者かによって殺られてしまった

また2人がいがみ合いになりそうになった時

「2人とも！横」

2人の横に気持ち悪い呪霊がいた

気配は感じなかったけど何時から？

悠仁がトザマを振りかざすも手首ごと持っていかれてしまった

「悠仁！」

私は急いで悠仁の傷を塞いだ

この呪霊間違いなく特級だ

完全に私達が弱いこと見てる

馬鹿にすんなよ、私はあんたと同じ特級呪術師

虎「伏黒、姉ちゃん
釘崎を助けて逃げてくれ」

『俺が時間を稼ぐ』と言うけど私は反対した

今の私が行かないでどうする？

昔の過ちをおかしたくない

「私は残るよ悠仁」

『はぁ！？』と驚くけど2人には伝えてなかったね

「私、特級呪術師だから」


そこからは悠仁と共に特級呪霊と闘った

何とかして時間を稼がないと

「無力無極性」

特級呪霊が放つ呪力を消したがドンドン出してくる

どんだけ呪力あるのよってくらいに

【魂骨発生】を使いたいがそれだと悠仁までやりかねないし、領域展開も悠仁を巻き込んじゃう

どうするべきなの？

私は今の自分がどんな方法を選んでも悠仁まで巻き込んでしまう事に悩んでいた

虎「姉ちゃん危ない！」

考え事に打ち込んでいた私の元に呪力が飛んできていた

無力無極性を出すまで間に合わない！

私はその場で目を瞑ったけどいくら待てども攻撃されないどころか私は

パシャーンと水に落ちた

「え？」

さっきまで上にいたよね？

虎「ハァハァ
姉ちゃん、大丈夫！？
俺の事は良いから、姉ちゃんは逃げてくれ！」

何言ってるのよ悠仁

私は逃げたくないの、貴方を置いてなんて

虎「いつも姉ちゃん
俺の為によく一緒に居てくれるし
俺の事ずっと可愛がってくれる
そんな姉ちゃん、俺大好きだからさ」

『死んで欲しくない』と

それと同時に伏黒君の玉犬の声が聞こえた

2人は助かったんだと

そこから悠仁は宿儺と入れ替わった

宿「全く、つくづく忌々しい小僧だ
俺の事を完全に舐めてやがるな」

宿儺だ、宿儺も強いからあんな奴すぐにカタがつくわ

それよりも私は上にあがらないと

宿「ん？・・・！？姉上」

上がろうとしたけど上がれない？

いや、私を姫抱きする宿儺が助けてくれた









また続きます

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