姉は弟を愛するもの

学長面談 ページ22

Aside

私は部屋に入るなり一言目が

「可愛い」

学長って言うし部屋暗いし精神場かと思いきや人形作ってるんだもん

夜「悟、8分も遅刻しているぞ
遅刻癖を治せといつも言っているだろう」

「え、五条先生いつも遅刻してるんですか？
流石に人としてヤバいですよ？
信用失いますよ？」

『夜蛾学長8分位は良いじゃんお人形作る時間あったんだからさ』と『あと君辛辣すぎね』と

いや、遅刻しすぎなのを治すべきでしょ？

というか早く終わらせて宿儺に会いたい

夜「ここへ何しに来た」

"何しに来た"ねぇ

私は前世の記憶を蘇る


宿『姉上！』(ﾆｶｯ)

『宿儺ー！』

幸せだった2人の時間

ウザかった両親から逃れられやっと手に入れた幸せを同じ呪術師だった奴らに奪われた

大好きな弟と離されそして今、呪術高専にいる


「呪術とは何か」

夜「？？？」

「私は呪術とは何か人はどういう生き物なのか」

私は知りたい

呪術とは何か、人間はどういう生き物なのか

あの時、呪術師はどうして私達姉弟を離そうとしたのか

人間は何故宿儺を化け物と見るのか

夜「知る事で何が得られるんだ？」

知る事で得られるもの

そこまでは分からない

「さぁ、けどもし得られるとなれば死のみ」

死なんてさせないよ？

だって私は

「前世特級呪術師だから」

夜＆五「・・・」

なんで真顔になるのよ

私なんかまずいことでも言った？

五「マジ？」

『マジ』と答えると2人は顔を見合わせた後

夜「もしかしてデスキラーと言われてなかったか？」

デスキラー・・・通称死神キラーと言われる

私の呪術の1つ【魂骨発生】が死神そのものと

今じゃ有名ってことかしら？

夜「悟、設備について色々教えてやれ」

『合格』と私は言われた

そして私の等級が特級呪術師となった

悠仁も面談が終わり高専内や寮についてありとあらゆる説明を聞いた

私達は宿儺の指を全部集めるということに









五「さてお次は4人目をお迎えに行こうね！」

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