エリート警察官でも恋はする

翌日 ページ30

秀作 side






コンコンッ






A 「 朝ですよ 〜 」








Aのモーニングコール


小鳥が鳴く声


ふかふかのベッド









いつもと、同じ朝



…… って言うのは、 ちょっと違うかな









姉さん 、 兄さんと朝食を済ませ
清掃員になった 俺







A 「 頑張って 」




と、 一番頑張れる言葉を貰った









．








今から俺がやろうとしていることは 、 犯罪だ






エリート警察官が犯罪なんて … 考えられない


でも、これは家族のためだ









秀作 「 よし 、 」









いつもとハンドルが違うような感覚に陥った




必要以上にキョロキョロしてしまう ．

まだ、何もしていないのだが








あぁ、兄さんの職場が
こんなに大きく見えたことは初めてだ …









秀作 「 … 」








視線を色んなところに移してみる



誰も、俺を怪しんでいないようだ









…… あ、





【 診察室 】



あった ！









待っている所には女の姿は見当たらない









…… 、 とりあえず入ってみるか









抜き足 、 差し足 、 忍び足 … ．








．

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