エリート警察官でも恋はする

父さんの問題 ページ28

秀作 side







．





俺が勉強をしていると 、


姉さんと兄さんが入ってきた









博文 「 なぁ、秀作 ． お前がやれよ 」






はぁぁ！？ 兄さんは何を言い出すの！






千晶 「 はい、これ

携帯のパスワード 考えてみたの 」









と、その時 ｢ 失礼します ｣ と言う声がした









この声は …








A 「 例のもの お調べ致しました 」



千晶 「 ありがとう 〜 」









A 「あの女の方の名前は 、 磯山さやか


一児のシングルマザーだそうです ．

そして、 学園の役員の中のトップ


週末には家の近くのジムへ行っており 、
そのジムのトレーナーといい感じの雰囲気でした」







千晶 「 いい感じ 、 とは 」






A 「 これは 、私の想像に過ぎませんが

…… おそらく 磯山さやかは
トレーナーに好意を持っている確率が高いです 」









いやいやいや 、 待って待って ！


どーしてAがここにいるの






どっから情報貰ったの ！！









．









千晶 「 何よ 、 意見があるなら

はっきり言いなさいよ 」





秀作 「 い、 いや … 」









博文 「 それでな、秀作

お前、 これ来てスマホのデータ消してこい 」




ボフッ

っと、ベットの上に出された服は







兄さんが務めている

病院の掃除担当の方の正装だ








しっかりと 「 北沢秀作 」と 、 書かれている









秀作 「 ええええええっ！！？？ 」









博文 「 よく出来たな 、 A 」



A 「 お役にたてて光栄です 」









真っ青な顔とは反対に 、



Aは姉さんから頭を撫でられて上機嫌だ









…… 、 どうしよう






．

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