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2人で話してれば長いはずの道のりもあっという間で、タケの家に到着。
『お邪魔しまーす』
「今日からはAん家でもあるんだからただいまでしょ?」
『ただいま!』
「おかえり……なんか変な感じ、笑」
『だね』
タケの後に続いて中に入るとシンプルだけど広い部屋で家具も統一されてて綺麗だった。うん、タケっぽい
今日からここが私の家になる。普通引越したら不安もあるだろうけど、なんかここは初めてくるのに前からいたような安心感がある、不思議な感じ。
『すごい、広い、綺麗〜』
部屋を見て思った事をそのまま言うと、だろ?と自慢げな顔で見てくる。
『改めて今日からよろしくお願いします』
というと何改ってんのと笑われ、私もつられて笑う。
「あ、そーだ、これあげる」
手出してと言われ、言われたとうりにすると手には軽く少し冷たいものが乗る。視線を移せば家の鍵。
「この家の鍵。なくすなよ?」
『うん』
同じ鍵を見て一緒に住むんだなとやっと実感が湧く。
その日はタケにも手伝ってもらい先にスペインに送っておいた私の荷物の片付けをして、一緒に夕飯を食べて、同じベッドに入って一緒に寝る。
大好きな人の匂いに包まれてその日はいつになくぐっすり眠ることができた。
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kubo…… - キュンキュンしました! 助けてくれるシーンや心配して探してくれるシーン、心に響きました!言われてみたいです。。 久保選手の心の声は、声に出して伝えるのが、ちょっと恥ずかしいのかな…と言う印象でした♪ カッコイイ、ヒーローでした! ありがとうございました! (2023年1月31日 11時) (レス) id: ab23184136 (このIDを非表示/違反報告)
kubo…… - リクエストのお話、読ませて頂きました! 頭の中で絵が浮かんできました! 主人公の心の声と葛藤に、とても共感致しました! 不安や恐怖感も、とても伝わってきました。 極限状態での久保選手の登場が、本当にカッコイイです!! 「人の彼女に手出すなよ」で (2023年1月31日 11時) (レス) id: ab23184136 (このIDを非表示/違反報告)
kubo…… - お忙しい中、更新をして下さったり、リクエストのお話を書いて下さったり、本当に、ありがとうございました! (2023年1月31日 11時) (レス) id: ab23184136 (このIDを非表示/違反報告)
kubo…… - 今後もリクエストをコメントに書き込みをさせて頂けると言うことで、大変、嬉しいです! 今後もリクエストさせて頂きたいと思っておりますので、宜しくお願い致します! 無理にと言うわけではございませんので、可能であれば宜しくお願い致します! (2023年1月31日 11時) (レス) id: ab23184136 (このIDを非表示/違反報告)
kubo…… - 当方もバタバタしてしまい、中々、アクセスすることができませんでした(涙)すみません(泣)当方の個人的な思いを書かせて頂きたいと思います。率直に、お話が完結となってしまい寂しいです。作者様のお話が大好きなので、もっとたくさん読ませて頂きたかったです。 (2023年1月31日 11時) (レス) @page43 id: ab23184136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Uren | 作成日時:2022年12月11日 17時