【男主】異世界にクラスごと召喚されたんだが？3【オリジナル】 (ページ7)

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第58話「魔神の過去3」ページ7

･･････ん？

あれ、此処は何処だ？

俺は事故で逝ったんじゃなかったっけ？

？「此処は神界だよ。君は転生したんだ。」

何だろこの声。それに「深海」！？海の底？！

？「違う。神の世界で神界だよ。」

あぁ、そっちね。

っていうか俺、また転生したのか！？

これで3回目だぞ？

俺は何故かポケットに入っていた鏡を手にして自分の姿を見る。

そこに映っていたのは紫髪で紅い目をした10歳くらいの少女だ。

でも、何で俺は赤ちゃんじゃないんだ？普通は赤ん坊の時から始まるだろ？

？「それは君が神、「魔神」に転生したからね。」

神って･･････っていうか今の声誰だ？

鈴「え？お前誰？」

？「今更すぎる･･････まぁ良いか。僕の名前はフェイ。生命の神だよ。」

生命って、そりゃまた大層な神様だなぁ。

その後。フェイに色々と聞いてみたが、大した情報は得られなかった。

〜一年後〜

時間が経つのは早いもので、俺が転生してから一年の月日が流れた。

そして俺は今、地上に降りて来ている。

地上の世界は俺の前前世の世界と似ていた。

けれど、同じ世界じゃないってことはフェイから聞いている。

地上では特に何もせずに、一人旅をしていた。

魔王を興味本位で創ったり、悪魔と組んで勇者討伐をしたり、あ、古龍とどちらが長く寝られるか競ったりもしたな。

そんな時、俺の創った魔王の気配が消えた。

それについて詳しく調べてみると、魔王が勇者の一人の体を乗っ取り、奇襲を仕掛けて何人か勇者を殺したが、最終的に勇者に倒されたらしい。

その話を聞き、興味が湧いて来た。

じゃあ、見に行ってみるか。俺の創った魔王を倒すほどの実力の持ち主を。

魔神「時空移動！」

そして俺は勇者が魔王を倒したという時間と場所に跳んだ。

その時の俺は知らなかった。跳んだ先に前世の命の恩人であるAがいることなど。

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リア友っ、魔神チートだろ！

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