【男主】異世界にクラスごと召喚されたんだが？3【オリジナル】 (ページ25)

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第13話ページ25

春『たのもー！！この春様が諸悪の根源であるお前を倒しに、参上したぜぇ！』

こんな状況になってもまだスーパーハイテンションの春は置いておくとして。俺達は悪魔のいる玉座の間に突入していた。

そして悪魔が俺たちの入ってきたドアから真っ正面にある玉座に、ドカッとその大柄な体を玉座に預けたまま、俺たちを玉座の上からまるでゴミを見るかのような目で、見下した。そして悪魔は俺たちに向かってこう言い放った。

悪魔「ふはは。やはり異都人がいたか。支配から逃れるとは相当な実力者と見た。しかし、そんな貧相で未熟な力では、到底及ばんわ！！」

そして悪魔は春が吹っ飛んで壁に叩きつけられるほどのオーラを出し、いや。解放した。

その悪魔から感じた気配は、前に戦った魔王とは比べ物にならない程強大で、俺たちはそんな相手に圧倒されてしまっていた。

A「アクア、シャドウ。そして春。行けるか？」

俺が3人に力強くそう問うと、3人は。

春「はははっ！もっちろんさ！最近取得したスキルをここで見せてやるぜぃ！」

アクア「ふふっ。ついにお役に立てる時が来ましたね。今こそ、水の精霊王の力を見せてあげます！」

シャドウ「春のフォローになるべく回るけどよ。闇(シャドウ)で闇(悪魔)を呑み込んでしまうってのもいいかもな！」

3人とも、準備万端の様だ。

A「じゃあ、行くぞ！」

「「「応ッ！！」」」

こうして。戦いの火蓋が切って落とされた。

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