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第54話 ページ3

A「ーッ!これでっ、最後だ!」




そう言って俺は魔王へと残りの魔力を全て使って闇魔法で作ったブラックホールを撃つ。




すると、そのブラックホールは魔王をグォンと吸い込み、消滅した。




そして、魔王vs俺の結果は俺の勝利で幕を閉じた。





ん。





今、こんな事を言ってはいけないと分かっているのだが、少し言ってもいいだろうか?







俺は息を吸い込み、夏奈と冬弥の方を向いてこう言った。






A「二人とも、俺のショートケーキ、食っただろー!





何故か、魔王を倒した瞬間にふっと。ショートケーキの事が頭をよぎったのだ。




今はクラスメイト達の死体が散々と辺りに散らばっている。その中に鹿波さんと翠のもある。






そんなカオスな状況の中で言う事じゃないのは分かっているが。どうしても気になるのだ。







俺のショートケーキの行方が!!





夏奈と冬弥はポカーンとしている。





そりゃそうだろうな。







俺だって何で今言ったのか分からないんだから。







誰も喋らず、周りにはクラスメイトの死体が散らばっているという状況。






どうしようか、と考えていると。





上空から中性の人のような声が聞こえた。





?「あー。って、何だこのカオスは。っていうか魔王居ないな。」






その人はゆっくりと地面に降り立って来た。





そして、俺を見てビックリしている。






A「何だよこの状況は。」






俺はそう呟いた。




____________________



リア友!キャラ掴むのムズ過ぎるぞ!!



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作者名:フローリング | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/  
作成日時:2021年8月16日 19時

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