【男主】異世界にクラスごと召喚されたんだが？3【オリジナル】 (ページ20)

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第8話ページ20

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ロイ爺「さて、話すとするか。お主らはこの国の事情をどこまで知っておる？」

木で作られたイスに「よっこいせ」と言って腰掛けながら、ロイ爺はそう俺たちに問う

A「この国の住民が何者かに操られてしまっている。ということくらいしか……。」

俺がロイ爺に向かってそう言うと、ロイ爺は一度深く頷いてから、俺にこう言った

ロイ爺「この国の住民でも無いのに、よく知っておるな。そこまで知っているなら説明もしやすいじゃろ。」

そういった後、ロイ爺はキッチンから紅茶の入ったティーカップを持ってきて、俺と春の前に差し出した

そしてロイ爺は「紅茶じゃよ。何も毒は入っておらんから、飲むなら安心して飲むとええ。」と言って、自らも紅茶を口にしていた

ロイ爺さんは優しいな。俺はそう思いながらトクトクと紅茶を飲む

紅茶は喉を通る温かい茶葉の味と、まろやかな甘みが相まって、とても美味しく仕上がっていた

驚いたな。日本にいた時と同じくらいのおいしさの紅茶がこの世界でも飲めるとは

俺が紅茶の味に驚いていると、ロイ爺さんはニッと笑顔を見せ、「口に合ったなら良かったわい。」と微笑んだ

ロイ爺「さて、本題に写るとするかの。」

ロイ爺がそう言った時に丁度、シャドウから念話で連絡が入った

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