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友 第11話 ページ11

春視点



今、俺たちは大木の上の巣で、これからの計画を立てている。






そんなとき、シャドウが口を開いた。




シャドウ「なぁ、ご主人様(マスター)、俺を「さん」付けするのやめてくれよ。」



いつまでもシャドウを「さん」付けしてくる俺に向かってそう告げる。



春「じゃあ、俺のことを呼び捨てにするならいいぜ。」




そんな条件を出した。




さっきから俺はずっと「ご主人様(マスター)」と呼んでたし。




これでお相子だろう。




シャドウ「うーーん。アクア辺りに怒られそうだけど・・・・・。まぁいいだろ。」





シャドウ「これからよろしくな。春。」






シャドウさ・・・あっ、いやシャドウは俺に手を差し伸べてそう言った。






俺は自分の羽でその差し伸べられた手を握り、





春「おう!こちらこそよろしくな!シャドウ!」





そういった。



ーー数分後ーー



俺たちは大まかな計画を決めた。



その内容はこうだ。



1、まずは自分のスキル・能力の把握。そして行使に慣れること。


2、自分のステータスの底上げ。


3、人類や他種族との交流。


4、この「天空牢獄宮(スカイアラー)」の階層把握



という計画だ。



俺は初めて聞いたのだが、この天空の城みたいなところは「天空牢獄宮(スカイアラー)
と言って、この世界での危険度で言えば「A級」に匹敵する、世界有数の危険なダンジョン
らしい。



逆に思ったが、危険ではないダンジョンなんてあるのか?



それをシャドウに問うと、シャドウからはこういった回答が返ってきた。



シャドウ「ああ。あるぜ。迷宮踏破(クリアー)された迷宮(ダンジョン)だな。」




迷宮踏破(クリアー)?なんじゃそりゃ?と思っていると、シャドウが解説してくれる。




シャドウ「迷宮踏破(クリアー)っていうのはな、迷宮(ダンジョン)
  最終階層(ボスエリア)が制覇された。そういう意味だ。


で。その迷宮踏破(クリアー)された迷宮(ダンジョン)からは、

低級魔物(ローモンスター)」しか出てこなくなるんだ。」




分かりやすい説明ありがとう。シャドウ。




シャドウ「それに春は今は聖魔虹神鳥(レインボー・ノア・フェニックス)だから、



そこらへんの魔物なら瞬殺できるだろうし。」



俺は自分の種族に衝撃を受けた。



__

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フローリング - 和風キノコさん» ありがとうございます!((^ ^) (2021年8月11日 22時) (レス) id: 8c172c5bd7 (このIDを非表示/違反報告)
和風キノコ - 感想失礼しまーす!いせクラ大好きです!何回も読み返してます(´>∀<`)ゝ))エヘヘこれからも、頑張ってください! (2021年7月25日 19時) (レス) id: 0288d1d120 (このIDを非表示/違反報告)
フローリング - ツヴァイさん» ありがとうございますっ!! (2021年6月24日 22時) (レス) id: f4e972b76f (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイ(プロフ) - 感想失礼します、いせクラ2 面白いです!流石です、、、これからも無理のないように頑張ってください!応援してます! (2021年6月19日 22時) (レス) id: 572a6a4a69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フローリング | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/  
作成日時:2021年6月10日 23時

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