友 第13話 ページ43
母鳥「
虹色の翼をばたつかせながら母鳥は帰って来た。
母鳥の口には大きな魚が咥えられている。
きっとそれが今日の昼ご飯だろうな。
母鳥は目の前で魔法を使って魚を焼いている。
しかも、焼く前にちゃんと骨抜きも行っていた。
器用だなぁー。
まぁ、俺だったらもっと美味いもん作れるけどな。
俺は目の前に差し出された魚を食べながら思った。
美味いなぁ。
俺は魚介類をもっと食べようと思う。
前世の俺は魚ちょっと苦手だったからな。
え？そのわけ？
それはな。
ー春の幼稚園時代ー
A「おーい、春ー！回転寿司行こうぜー！」
そう言ってAに回転寿司に誘われたのが運の尽き。
あの時の俺はバカだった。
その事件が起きたのは某回転寿司チェーン店。
俺はその時は好物だった中トロを頬張った。
それが失敗だった。
その中トロにはわさびが入っていた。
当時幼稚園児だった俺にとっては味覚がおかしくなるくらいの衝撃だった。
ちなみに、その中トロはAが食べようとしていたヤツを横取りした物である。
俺は、その日から中トロを始め、魚介類を食べなくなった。
ー回想終了ー
とまぁ、こんな感じだ。
でも、俺よりもAの方が異常だろ。
幼稚園児の頃からわさびをつけて中トロ食べるってどういうことだ。
そういや夏奈や冬弥もわさびつけてたな。
そうか。あの家族は異常だな。
俺はそう再認識した。
しかし、この時の俺は今食べている魚に目が行きすぎて、この場所の事なんてすっかり忘れていた。
ーーーーーーーーーーーー
あれ？お気に入りしてくれてる人・・・・増えてる？
ーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フローリング - そう言ってもらえて嬉しいです！！！更新頑張ります！ (2021年6月4日 22時) (
レス) id: f4e972b76f (このIDを非表示/違反報告)
ちか_chika(プロフ) - え、めちゃ好き！おもしろ！ (2021年6月4日 19時) (レス) id: 5eced90c01 (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイ(プロフ) - 感想失礼します、すごい刺さりました、、、文才少し分けてほしいくらいデス(((主人公も親友君もいい性格してますねwこれからも頑張ってください！ (2021年6月4日 19時) (レス) id: 572a6a4a69 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フローリング | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/
作成日時：2021年4月23日 16時
