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第23話 ページ42

その後,クリフェルトさんは部屋「上出来」といった時、今日の鍛錬は此処で終了となった。


そして、現在日本時間の約AM3:58分。



俺は一人、廊下をフラフラ歩いていた。


つまり何が言いたいか。









暇だ。




この一言に尽きる。



さっき昼飯が準備されて、試しにそれを食ってみたが、




俺の舌は異世界を認めていないのか、作った人が下手なのか知らんが



味がしなかった。



でも、隣の部屋の奴らは



隣の部屋の奴「さっきの飯、チョー美味かったよな!」



とかいってたから、俺の舌は異世界の飯の味を認識してくれないんだろう。


多分。



それか、俺の飯にだけ何か毒が盛られていたとか?



まぁ、そんなことしたって無駄だけどな。



俺は幼少期に散々春の料理という名の劇物を食わされてきたからな!



ホンッとにアイツの料理は不味かった。



なんせ、カレーを作ったって言ってるのにそこにあるのは紫色のドロドロした液体(?)。



これを毎月1回強制的に食わされてた過去よりマシだ。



そういや、春を師匠といって慕っていた冬弥はその場で倒れてたな。


救急車を呼ぶ寸前まで行った。


勘のいい夏奈は何か不穏なオーラを感じ取り、逃げていた。



夏奈も捕まって食わされてたな。



あれは無言の圧力がかかっていた。



俺でも逃げられない程の。



ーーーーーこんな感じで俺、冬弥、夏奈は猛毒耐性を手に入れた。



あの食事には俺にだけ何かが入っていたと見ておかしくないな。



一体何故だろう。



それに、俺には毒が効かない。


じゃあ、麻痺薬とか?



それとも異世界特有の何かの薬か?




まぁ今そんな事考えても無駄だろう。


さっきのクリフェルトさんの言葉同様、心に一応留めておくか。



俺は部屋に戻り、部屋の鍵を閉めた。



そしてソファーに腰掛けて考える。



一番あの食事で不自然なところはあの「鑑定」さんが機能しなかったという事。




俺が念じてもさっきから反応無し。



鑑定さん、壊れちゃったのか?




でも、スキルの持ち主(おれ)の能力だから他人には干渉出来ないのでは?




その後も色々考えてみたが、何もわからず、俺は夕飯の事も忘れて眠ってしまった。





ー???視点ー


?「やっと見つけた。」


?「僕の」


?「私たちの」


?「マスター(あるじ)を。」



Aを見つめる6つの光は、そう呟き、姿を消した。


ーーー
もじす(((

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フローリング - そう言ってもらえて嬉しいです!!!更新頑張ります! (2021年6月4日 22時) (レス) id: f4e972b76f (このIDを非表示/違反報告)
ちか_chika(プロフ) - え、めちゃ好き!おもしろ! (2021年6月4日 19時) (レス) id: 5eced90c01 (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイ(プロフ) - 感想失礼します、すごい刺さりました、、、文才少し分けてほしいくらいデス(((主人公も親友君もいい性格してますねwこれからも頑張ってください! (2021年6月4日 19時) (レス) id: 572a6a4a69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フローリング | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/  
作成日時:2021年4月23日 16時

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