【男主】クラスごと異世界に召喚されたんだが？【オリジナル】

第22話 ページ40

翠「スキル、発動！」


そう翠が言う。


この言葉を俺が聞いたのは8回目。


そして、今やっと成功したのだ。


翠はスキルを発動させた。


よく見ると、翠の両手に黄緑色の光がふわふわ飛んでいた。


翠「これが・・・・・僕のスキル？」


翠は少し震えながらも感動している様だった。


クリフェルト「おお！もう出来たのか翠くん！やっぱり召喚勇者は違うネ！」


クリフェルトさんは翠の出来に感心している様だった。


それよりも、さっきクリフェルトさんの口から出た「召喚勇者」という表現。


何か引っかかるんだよなぁ。



うーん。


まぁいいか。



それより、俺も翠に負けてられんな。



俺は自分のスキルの詳細を確認してから


A「スキル。発動。」


そう言った。





その時、俺の手に、何かふわふわした物が6つほど乗っかった。



それぞれ赤・青・黄色・緑色・灰色・白色をしている。



何だこのふわふわ。



と、思って灰色ふわふわをつっついてみるが、特に反応は無い。



そんなことを思っていると、クリフェルトさんが


クリフェルト「おぉ！Aくんもか！今年の召喚勇者は出来がいいナ〜。」



と、言ってきた。



その言葉に、俺は考えた。



「今年の召喚勇者ということは去年もこの国では異世界から勇者を召喚しており、
　この国の更なる国力増強の為の操り人形(マリオネット)になっているのでは？」

と。



まぁ、それが本当かは知らないが、一応この考察は頭に入れて行動しよう。



もしかしたら何処かで精神支配攻撃なんて受けるかも知れないしな。



俺は自分は少しづつ異世界の色に染まってきたなぁ。と感じつつも、警戒を怠らないように
しようと思った。




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週に2回は更新したいと思います！
(気づけばもう40話目・・・・・。)

っていうか主人公さん、毎回キャラ崩壊して・・・る？


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