第1章第1話(リメイク済) ページ3
はぁ。
ため息が漏れる。
黒板の前では子守歌のように眠くなる、数学の授業をする先生。
俺はもうこの単元よりも一年先の勉強をしているので、こんな簡単な問題赤子の手をひねるよりも
簡単だ。
気づいたらもう休み時間になるので今日も窓の外を見つめて、ぼーーっとする。
この授業は2時限目なので、まだ外は明るい。
見渡すと、用具倉庫の屋根にツバメが巣を作っていた。
今日も平和だな。
まぁ、別に刺激を求めているわけでもないんだけどな
そう思っていたその時、キーンコーンというチャイムの音が鳴り、数学の授業が終わった。
先生が終わりのあいさつをするなり、男子生徒は席を立ち、友達のところへ駆け寄り、何かを話している。
元気だなぁと男子生徒達を見ていたその時だった
ふいにパッと足元が明るくなったのが見え、なんだ?と思いつつ、足元へ目を向ける。
するとそこには青白く光る魔方陣のようなものがあった。
見渡すと、その魔方陣は教室全体に広がっていて、その魔方陣に気づいた男子生徒が
男子生徒「うおっ!?なんだこりゃ!」
と叫んでいた
その刹那、俺たちは青白くひかる魔方陣の中へ吸い込まれていった。
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フローリング - そう言ってもらえて嬉しいです!!!更新頑張ります! (2021年6月4日 22時) (レス) id: f4e972b76f (このIDを非表示/違反報告)
ちか_chika(プロフ) - え、めちゃ好き!おもしろ! (2021年6月4日 19時) (レス) id: 5eced90c01 (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイ(プロフ) - 感想失礼します、すごい刺さりました、、、文才少し分けてほしいくらいデス(((主人公も親友君もいい性格してますねwこれからも頑張ってください! (2021年6月4日 19時) (レス) id: 572a6a4a69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローリング | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/
作成日時:2021年4月23日 16時