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それから俺は自分の使っていた部屋へ移動して、部屋中を漁った
少しでも彼女との記憶の欠片を見つけたくて…
でも、卒業アルバムや自分のアルバムを見ても何も手がかりはない
優 「Aさん、本当に俺はあなたと知り合いなんすか？」
溜息をつき、取り出したアルバムを本棚に直しかけた瞬間…
本棚の奥に何かがある事に気付く
優 「なんだよコレ…」
それは両手に収まる程の小箱で、俺は考えるより先にその箱を開けていた
箱の中にはペアリング…それぞれのリングの真ん中には、小さな石が1つずつ嵌められている
そして自然と片方のリングを薬指に嵌める
優 「マジか〜サイズピッタリじゃん」
"もう片方はAさんのかな…"なんて思ってると、今までにない程の頭痛に襲われた
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作者名：焔翔 | 作成日時：2018年11月19日 22時
