～あなた(君)の為に～ (ページ30)

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晶「そうなんだね、優太くんの方がお似合いだと私は思うんだけどなぁ…」

優「まぁ今はアイドル『岸優太』として頑張る時なんで。当分彼女とかいらないっす」

…まぁ実際は、可哀想な事に彼女とかいた事1回もねぇんだけど

それから色々雑談してると時間は過ぎて、出かけていた親父から戻ったと連絡が入った

優「晶さん、さっき親父にメッセージ送り直してたんすけど帰ってきたみたいなんで」

晶「そっか、久しぶりに話せて良かった。体調気をつけて頑張ってね！」

優「あざっす！晶さんも身体に気をつけて」

俺はソファから立ち上がると「お邪魔しました！」と挨拶をし実家へ戻る事にした

晶「優太くん、まだ記憶戻ってないみたいね…Aもまだ思い出せてないみたいだし。早く2人の記憶が戻ると良いけど…」

既に晶さん家を出た俺は、この時の晶さんの言葉に気付く事は出来なかった