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25〜side Y ページ25
Aさんが楽屋にやってきたあの日から、俺はあの夢を今まで以上に頻繁に見る様になった
しかも、今まで分からなかった顔・声・名前も少しずつハッキリしてきて…
正直混乱した、夢の中で俺の腕の中にいる人は…紛れもなく彼女だったから
腕の中で愛おしそうに俺を呼ぶAさんの姿が頭から離れない…
優 「はぁ…俺どーすれば良いんだよ。ぜんっぜん分かんねぇ」
溜息と一緒に吐き出された言葉はあまりにも弱々しいもので…
1人で頭を悩ませても解決するわけねぇし、この思いを1人で抱え込む強さも俺は持ってない
優 「こうなったら徹底的に調べねぇと…明日オフだし、実家に帰ってみるか」
優太明日そっち帰るわ
親父にメッセージは送ったし、あとは明日になってから考えよう
今日は生放送番組で新曲披露だけど、彼女の夢を見たからイイ感じに歌えそうな気がした
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作者名：焔翔 | 作成日時：2018年11月19日 22時
