Masai☆ ページ4
ねぇ、やきもちって誰もがやくことあるよね?
「まさくん」
マサイ「なーに?」
「今日はどこ行くの。」
マサイ「ごめんな、シルクたちと飲み行く。そんなに遅くならないようにするから、待ってて。約束。」
私はその言葉に弱い。
「約束だよ?」
指切りをして、玄関でまさくんを見送る。
「あっ!洗濯!」
もう4時だ、冷たくなっちゃう。
ベランダに出ると、まさくんと、知らない女の子が下で話している。
誰だろう。大学の子かなぁ。すごくきれいで、背の高いお姉さん、という感じ。顔立ちがハッキリしてて、外国人顔だ。
すると一緒に並んで歩き出した。
あれ?シルクくんたちと飲みに行くんじゃなかったの?
まさくん…?
ピンポーン
シルク「あれ?Aじゃん。どしたの?マサイは?」
「シルクくん、今日まさくんと飲みに行くの?」
シルク「は?そんな約束してねーよ、お前ら喧嘩でもしたのか?」
「…まさくんが、私に嘘ついて女の人と出かけた。」
シルク「はぁ!?マサイに限ってそんなこと…」
「シルクくん!飲みに行こ!もうしらない!」
私が怒ることなんてめったにないんだからね。
Silk side
「う〜まらくんのばかぁ〜」
シルク「おいおい…飲みすぎ」
「ねぇシルクくん…私もうらめなのかなぁ…?」
ぼろぼろと涙を流し始めるA。
シルク「そればっかりは俺にもわかんねーからなぁ。マサイにきかねーと。」
「シルクくんらったら…私のことみすてないれくれる…?」
涙目で上目遣いで聞いてくるもんだから、流石に理性を保てそうになくなる。
シルク「ん゛んっ…ま、マサイは、お前を捨てるようなやつじゃねぇと思うけどな」
「シルクくんにきいれるの!こたえて!」
また泣きだし、怒り、ポカポカと叩いてくる。
シルク「今だけ、怒るなよ」
俺はきつく、ぎゅっと抱きしめた。
シルク「いいか、これは友達としてのハグだ。
お前がマサイを信じたければ、マサイのところへ連れてってやる。
少しでも俺に気持ちが傾いてるのなら、このままお前を奪いさってやる。選べ。」
大好きなお前だからこそ、俺を選んでほしくない。
「私は…私は…」
マサイ「A…?」
「ま、まさく…」
マサイは俺からAを引き剥がして抱きしめた。
マサイ「大丈夫か?シルクに何もされてねぇか?」
「うん…あの」
マサイ「シルク、どういうつもりだ」
シルク「俺を疑う前にちゃんと話したらどうなの」
マサイ「話す?」
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作者名:恷攣愛 | 作成日時:2017年11月20日 22時