５９話 ページ6
泉 「私からよ！境界の彼方は人の怨嗟が飽和状態になると数千年に
一度この写し鬼現れると言われてる妖夢。人類がその怨嗟のうつの
中で存在する目的を失った時世界のどこかで発生した時人の世を
初期化するように仕組まれた自然の摂理だとも言われてるわ！
通常そんな妖夢を生きて体の中にとどめて置ける人間なんて
この世には存在しない。しかし何故か秋人君はそれをとどめ
不死身の半妖と言うとてつもなく厄介な存在になった。
理由は私にもわからない！それを知るのは神原弥生」
秋人 「そんな話はどうでもい(・_・;)それより栗山さんだ。
どうして栗山さんを呼んだ？」
泉 「境界の彼方は呪われた血の一族しか倒せない妖夢だった。
それが全てよ！でも問題がおきた。栗山未来は貴方を殺したくないと
言い始めたの。だから仕方なく貴方を助ける方法を教えたわ！
凪の時にしか使えない方法を・・」
秋人 「そんな説明で僕が納得すると思っているのか？
栗山さんがその方法を選ぶことはわかっていたはずだ。」
泉 「そうね！恨むなら恨みなさい。でも私は名瀬の人間として皆を
守る義務があった！この世界を守る義務がね。
そして栗山未来にも守りたいものがあった。
自分の命よりも大切なもの。例え死んでも守りたいものが・・。
彼女は自分の意志でそれを守った！栗山未来には感謝しているわ！
彼女がこの方法を選択してなければ今私達が此処に立ってることは
なかった。いいえこの世界そのものが消えていたはずよ(・・;)
最後に彼女貴方が目を覚ましたらきっと怒るだろうって言ってた。
ざまぁみろ！ですって・・。」
秋人 「何だよそれ・・」
桜 「未來なら家に戻っていない。」
秋人 「伊波さん」
桜 「未來は何処？」
秋人 「はっ(;´･ω･)」
桜 「うっ答えて(-_-;)未來は何処？うっ(´;ω;｀)」
秋人 「うっ」
桜 「そんな背中・・そんな背中みせるな」
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作者名：るな | 作成日時：2020年9月24日 22時
