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17話 告白練習 ページ18

剛 「お待たせお昼買って来たー」
夏樹 「好きですっ!付き合ってください。」
智也 「全然伝わってこないーそれじゃー杏奈の愛人にもなれないってゆーかー」
恵一 「そんな事より何か得意技持ってないかしら?」
夏樹 「小早川さんそんな事言わないよ」
恵一 「わかんないじゃん」
剛 「何やってんの?」
3人 「告白の練習?」
剛 「ふざけてるようにしか見えなかったんだけど」
夏樹 「2人が真面目にやってくれないから。」
智也 「だってつまんないし」
 8月も末の昼下がりなっちゃんに恋のライバルが現れどうなるかと思ったけど
剛 「ところで練習してどうするの?まさかすぐ告白とか?」
夏樹 「もちろんいたいよ・・。」
智也 「これでも焦ってるんだって。」
夏樹 「そうだよ。モッチーに負けないために俺ももっと進まなきゃと思って」
剛 「なっちゃんなりにいろいろ考えてるのかな・・でもさっきのは意味あるの?」
夏樹 「あるよ*これに代理を立ててイメトレをせよって書いてたから!」
剛 「すっごいうさんくさい・・」
3人 「えっ?」
夏樹 「で。どんなのがいいかな?告白やっぱりドラマみたいにかっこよく決めたいんだけど何かある?」
智也 「俺だったらカラオケとか密室で2人っきりがいーかな*」
夏樹 「告白だよ?帰り際じゃなく?」
智也 「部屋でいーんだよ例えば・・上手いじゃん歌」
女 「ありがとう。」
智也 「あれまたそっち座るの?」
智也 「こっちこっちんーもうちょっとこっち」
女 「近い・・」
智也 「やだ?」
女 「やじゃないけど・・」
智也 「俺はお前が好きだしくっつきたい・・だめ?」
女 「いいよ・・」
夏樹 「わーっちょっとぉぉぉ!小早川さん勝手に出さないでよ。」
智也 「そのほうがわかりやすいかと思って。ちなみにこのままキスします。」
夏樹 「早くない?」
智也 「早くないですしたいんです*」
剛 「まっつんキス魔らしいよこないだキスの良さを延々語っててね」
恵一 「うわー変態」
智也 「お前にだけは言われたくねーんだけど 怒」
恵一 「えー俺意外と始まりは普通だよ?」
夏樹 「やめて」
恵一 「場所は学校とかでいっかな。待ってたよ。」
女 「ごめんなさい。委員会があって・・」
恵一 「いーのいーの。」
女 「用事って?」
恵一 「俺がって言うか小早川さんが用事あるんじゃないかと思って」
女 「ないけど」
恵一 「うそだ」
女 「ないよ」
女 「私帰・・」

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作者名:るな | 作成日時:2016年6月25日 20時

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