術師殺しのパパ黒さん

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季節は春


私の隣に立つサングラかけた長身なうえに白髪の男

御三家の1つ五条家次期当主、その名も五条悟


私、皐月Aは五条悟(超ハイスペック野郎)の許嫁だ

婚約が決まったのは、私も悟もまだ3歳の頃

私の家は非術師の家系であるし、妖術を使いこなす点については普通で五条家と釣り合いもしない

が、術式の完全解除という珍しい術式を持ち合わせてしまったが故に、五条家に悟られ、金で私の将来を買い、許嫁になった

自由な恋愛は許されているが、18歳にお互いがなれば正式に悟と婚約される


悟とは3歳くらいからの付き合いで私にとっては幼馴染みだ

五条家には基本お泊まりしにいくのだが、時には3年くらい住んでいたりもした

御三家の中の1つでもある五条家だからこそ、色々な情報が入ってくるのだ

だから退屈はしない



私「禪院甚爾…？」



当時5歳にして、私は完全に禪院甚爾に一目惚れした

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