術師殺しのパパ黒さん

09~ ページ11

お昼ご飯食べたり、海でひと泳ぎしたり、パラソルの下でジュースを飲みながらお話してホテルに戻った



私「一日お疲れ様」


悟「おう、お疲れ様」



来年からは呪術高専に入学することが決まっているので、お互い進路は気楽だ

それにしても、筋肉といい、身長といい、声といい、大人の仲間入りしている悟くんを見ると成長を感じる一方、女性と遊んでは別れ、遊んでは別れを繰り返している時点で内面は何も変わってないんだなと実感する



私「てかなんで同じ部屋なんだろうね」


悟「さあ」


私「気をきかせてくれたのかな
私たちそんな間柄じゃないし」


悟「(やっぱ初恋のやつが引っかかってんのかよ…)」


私「悟くんお先にお風呂入ってもいいかな？」


悟「！
お、おう」



海に行って髪も肌もベトベト
いつか甚爾さんと海に行きたいだなんて安易な夢を抱きながら、シャワーを浴びる

悟くん、本当に私と結婚するのかな
本当に、悟くんとの間に子供作らなくちゃいけないのかな

遠くは無い未来を考えていると、頭が痛い


私は、甚爾さんのことが好き
悟くんは、色んな女の人と遊んでる

私たち2人は、交わらない
運命なのか、偶然なのか

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