悪魔に喰われ引かれ会う【青エク】２ (ページ9)

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「うん…そう…だね。」

燐「…本当は俺もちょぴり寂しいけどな」

雪「ぼくもっ」

ぎゅぅぅぅうううう

「う～～可愛いいぃ」

獅「、なにやってんだお前ら」

「あ、お帰りなさい」

雪「父さんお帰りなさい」

燐「ねーちゃんが俺たちを締め殺そうとしてくんだよー！」

帰宅した藤本はゲラゲラ笑いながらほしごと雪男と燐を抱き締めた

「うわぁっ！？」

燐「わぁっ」

雪「く、くるしいよ」

獅「はあーーーお前らは天使」

でれでれした藤本の顔はとても、幸せなそうな顔をしていた
ほしは少し照れなからも
藤本の体温を背中に感じ
両腕からはふたりの体温を感じ
心までもが暖かくなっていくのを感じ

なんだか少しだけ泣きそうになった

燐「ぐぅ～ぐぅーンア」

雪「スースー」

「…」

獅「そんなにみてたらふたりに穴があいちまうぞ」

「空くわけないじゃん」

獅「少しはノレよのりわりーな」

子供部屋で二人の寝顔をみるほしに藤本が声をかけた
ほしは毎日のように見納め、といってここにいた

獅「別にお前メフィストから無限の鍵貰ってるんだろ？
何時だってこれるじゃねーか」

「…私にそんな自由じゃないよ
本当ならこの鍵だってメフィストの指示に必要じゃなければ使うのだってずるいことだもん」

獅「まぁ、そうだろうが」

「私はやらなきゃいけないことがある…少しでも強くなってサタンを倒す
今はまだ無理でも…」

獅「そう死に急ぐな…
お前はまだ弱い」

「！うるさいな
わかってるよ！だから、こんなのんびりしてる時間なんてもう無いんだから
もっと死ぬきでやらなきゃ
いつかサタン所かその辺の悪魔に足も救われて食われる
私は他のｴｸｿｼｽﾄよりも命を、ねらわれやすい

もしかしたら明日死ぬかもしれない
ｴｸｿｼｽﾄなら何時だって命を落とす可能性ある…

そうならないようにもっと強くなって
、

大切な者も自分も守れるぐらいの力をつけなきゃ」

獅「そう心配すんな
燐や雪男は大丈夫だ…俺の目が黒いうちは
絶対に手出しさせねぇ
サタンの力はまだ芽生えてもいないしな
ちょっと力は強いが」

「ハハッまぁ、獅朗さんがいるなら安心出来るな
心配しなくても、もし獅朗さんになんかあったら私が燐と雪男守ってあげるから！」

獅「ばーかんなことになるかよ」

寝顔は無理矢理に笑顔を作った
藤本は、そのひきつった笑顔に内心
不安があったがなにも言わなかった