87 ページ38
西「…い、ま私の紙傀儡がこの封印された石を結界に閉じ込めてる間に急いで外に…これはもう出てくるの時間の問題です
間違いなく力を求めて先生をめがけてとびだす…」
「だめだ!今すぐに私がそいつをかたずけます
ここを出て今すぐに応援を呼びにいってください」
西「この、紙傀儡の結界は…もってもあと10分…位です早くいってください!
一刻もはよう!!!!!」
佐「ば、ばか!なにいってんだ
お前一人がどうにかできるだけもんじゃねぇ!」
西の結界をはる手は既にボロボロと皮膚が崩れてはじめていた
痛みに声を漏らす西
その手に佐々木は手をかざし
佐々木の力である生命力の置換をした
西「何してるんや!お前もはようそといきぃ!」
佐「ふざけるな!お前をおいていけるか!!!!!」
金「ばか野郎!いいから早く此方にこい!一斉にここから出れば外で応戦はできる!
ここは人気のない山だ!殺飢の、被害は少ない!」
西「…私はあかん、さっきこいつと目が合ってしまったんや」
佐「なっ!!!!」
「!!!!!」
西「直ぐに結界に、閉じ込めたけど
こいつが出てきたらもう私は逃げられへんのや、だから
はよいってくれ!」
殺飢眼は目があった者の生命力を吸う悪魔だ
今までの行方不明者も間違いなくこの、殺飢眼に生命力をすわれて絶命したと推測ができた
西「ちんたら話してる暇はないねん…たのむから早くいってよ…
そうしないと被害はここにいる四人だけにすまなくなる」
痛みに、たえる西の目は真っ直ぐほしをみていた
西「エクソシストは万能ではないハァ
時には死よりも辛い判断も、せ、な
あかん!
ほしは隊長やろ!!!
守れる命をまもらんかい!」
「!」
西の言葉は正当だった
しかし佐々木は西から離れることをしなかった
佐「っ〜いったいなこれ。
くそっが
ほし、…舞子は俺に任せて行ってくれ!
この、結界たしかに後10分もたない…
でも、舞子を死なせたりしない
俺に考えがある、だから
早く応援読んできてくれる?」
西「はあ!?なにいってんね!?ほし!このバカもつれていって」
「〜っ、」
金「ば、バカそんなことできるわけっ!?ほし!!!??」
「外で私が応戦する!金造が応援を呼ぶまで耐えて!
殺飢眼がでてきたら直ぐにドクターをおくる!
だから…死ぬな!命令だ!」
ほしは金造をうかみ一目散に出口に走った
黄雲を足に憑依させ
電光石火の如く出口にかけた
65人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月。 | 作成日時:2018年12月7日 17時